商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2022/05/06 |
JAN | 9784022650429 |
- 書籍
- 文庫
カザアナ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
カザアナ
¥880
在庫なし
商品レビュー
3.5
37件のお客様レビュー
読了。特殊な力を持つ3人とAIの社会とジャポニズムという偏向した文化が交錯している話。これは、ファンタジーなのか?特殊な世界観ではあるけど、ありそうな近未来のような感じもして引き込まれる。久しぶりに森絵都さん読みましたが、面白かった。
Posted by
歴史ファンタジー?SF?と思えば、時代は進み近未来の日本を舞台に物語は展開されていく。 歴史パートは実在した人物が登場し、近未来パートは妙にリアルでアイロニーな未来像で描かれる。そんな世界観に、なぜか自然と引き込まれていく。 驚いた。森先生は、こういうタイプもいけるのか。先生自身...
歴史ファンタジー?SF?と思えば、時代は進み近未来の日本を舞台に物語は展開されていく。 歴史パートは実在した人物が登場し、近未来パートは妙にリアルでアイロニーな未来像で描かれる。そんな世界観に、なぜか自然と引き込まれていく。 驚いた。森先生は、こういうタイプもいけるのか。先生自身にとっても新しい挑戦なのかもしれないが、作家の可能性に改めて心打たれた。 こんなファンタジーな世界観にも関わらず、森絵都節は変わらず。登場人物の前向きな指向は、暗い現実に"カザアナ"を開けてくれるようだ。思春期の頃のどこか懐かしい景色を、思考を想起させてくれる。それは解説の芦沢先生の言うように初カラフルが思春期だったからなのか、はたまた森絵都の小説が故なのか、おそらく両方のハーモニーな気がする。 この気持ちを忘れたくない、そんなとても心地のよい物語だった。
Posted by
小学生の頃、著者の作品にハマり、読みあさっていたことを思い出しながら読んでみた。 大人になると物語にいまひとつ入り込めない気もしたが、子どもの感情が的確に表現されていることが昔の私にとってはすごく面白く感じるポイントだったのかなーと思った。 様々な制約の中でも、心まで窮屈になら...
小学生の頃、著者の作品にハマり、読みあさっていたことを思い出しながら読んでみた。 大人になると物語にいまひとつ入り込めない気もしたが、子どもの感情が的確に表現されていることが昔の私にとってはすごく面白く感じるポイントだったのかなーと思った。 様々な制約の中でも、心まで窮屈にならず前向きに闘う人々の姿から自然のように爽やかな印象を受けた。
Posted by