商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2022/06/08 |
JAN | 9784591173992 |
- 書籍
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両手にトカレフ
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両手にトカレフ
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商品レビュー
4.1
224件のお客様レビュー
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読了後、こちらを読んでみた。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」にはノンフィクションで書けなかったティーンがいて、この物語が生まれたとのこと。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んでいないと、どこか遠...
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読了後、こちらを読んでみた。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」にはノンフィクションで書けなかったティーンがいて、この物語が生まれたとのこと。 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んでいないと、どこか遠い国の話だと思ってしまっていたかも。それほど自分が今生きている環境と全然違っていて、辛かった。でもこれは現実に起きていることだし、自分の住んでいる日本のどこかでだって起きているに違いないこと。貧困、格差の現状、目を背けがちな問題をまっすぐ教えてもらえる。 辛い世界の真っ只中にいて、ここにいるしかないと絶望している子どもたちが、違う世界があると希望が持てるように願わずにいられない。ただ、それを実現するのは大人の役目である。それを自分の中に刻んで忘れないようにしたい。
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個人的にはイマイチ。 イギリス圏?の名前(イーヴィとかゾーイとか)に親しみがないせいか、誰のことだったかな?などもあって、イマイチ感情移入できずに終わりました。
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良かった。ラストは胸に込み上げてくるものがあり、涙がこぼれた。 アルコール依存の母と弟の三人で暮らす中学生のミアは、貧困家庭で日々の食べ物にも困る暮らし。さらに、ネグレクトの母に変わり弟のお世話をするヤングケアラーでもある。 母に変わって弟のお世話をするために、何もかも我慢し...
良かった。ラストは胸に込み上げてくるものがあり、涙がこぼれた。 アルコール依存の母と弟の三人で暮らす中学生のミアは、貧困家庭で日々の食べ物にも困る暮らし。さらに、ネグレクトの母に変わり弟のお世話をするヤングケアラーでもある。 母に変わって弟のお世話をするために、何もかも我慢して、気を張って頑張り続けているミアが痛々しい。 図書館で出会った不幸な境遇のカネコフミコの自伝に、自分を重ね合わせて読まずにはいられないミア。 現実は、子どもだけではどうにもならないことが沢山あってやりきれない。 ブレイディさんの作品には、いつも思考と感情の両方を刺激される。 祈るような気持ちで読み、迎えたラストに希望があって良かった。 ミアのような思いをする子どもがいない未来であって欲しいと切に思う。 図書館期限切れからのリベンジですが、読めて良かったです。 『「本」と「違う世界」は、繋がっている』 『祈ったところで何も変わらない。起きたことはもう変えられない。だったら、自分でこれから起きることを変えるしかない。』
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