商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/04/21 |
JAN | 9784087443721 |
- 書籍
- 文庫
イエロー・サブマリン
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イエロー・サブマリン
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商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
本作は「夏」に始まり「春」までの4編となっている。 中で「冬 線が一本あったとさ」では愛する祖母のために亡き祖父が死の直前に東京バンドワゴンに売った本を買い戻して祖母を力付けたいと思う女子中学生のお話しなのだが、涙が出てきた。 自分が年老いてきたから涙もろくなってきたのは間違...
本作は「夏」に始まり「春」までの4編となっている。 中で「冬 線が一本あったとさ」では愛する祖母のために亡き祖父が死の直前に東京バンドワゴンに売った本を買い戻して祖母を力付けたいと思う女子中学生のお話しなのだが、涙が出てきた。 自分が年老いてきたから涙もろくなってきたのは間違いないのだが、私も孫を愛する気持ちがいつも頭に一杯な反面、当の孫は果たして私の事をどう思っているのだろうと考えてしまうのは俗人だから仕方がないと思う。 そんな時にこの中学生の祖母に対する優しい気遣いは羨ましくもあり、この少女が自分の孫のように愛おしい。 補)年老いて「老後」が見えてきてはいるけれどまだ切羽詰まらない今のうちに身近な人々の手を煩わす事なく生きていくために自ら老人ホームに入ったかずみさんの潔さは見習いたい。 とはいえそれにはそれなりの蓄えがいるのだけれど。
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シリーズ第15弾。 しばらく、バンドワゴンシリーズを読まずにいたら数年が経っていて、もう数冊文庫が出ていた。 「家」「家族」が主軸のこのシリーズ。 気付けば、登場する人物がどんどん成長している。 当初はあんなに小さな子供だったケントが、もう高校を卒業し、なんと結婚。 一...
シリーズ第15弾。 しばらく、バンドワゴンシリーズを読まずにいたら数年が経っていて、もう数冊文庫が出ていた。 「家」「家族」が主軸のこのシリーズ。 気付けば、登場する人物がどんどん成長している。 当初はあんなに小さな子供だったケントが、もう高校を卒業し、なんと結婚。 一つの家族を通し、その歴史を共に見守る温かさ。 毎度、読むたびに心を温かくしてもらえます。
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東京バンドワゴン 15作目。 なかなか本が読めない日々でも この家族だけはいつでも大丈夫だね。 花陽ちゃん研人くんもこんなに大人になっちゃって。 近所のお姉さん気分で読んでいたけど もはやすっかり親戚のおばさんだ。
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