1,800円以上の注文で送料無料

イエロー・サブマリン の商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/14

本作は「夏」に始まり「春」までの4編となっている。 中で「冬 線が一本あったとさ」では愛する祖母のために亡き祖父が死の直前に東京バンドワゴンに売った本を買い戻して祖母を力付けたいと思う女子中学生のお話しなのだが、涙が出てきた。 自分が年老いてきたから涙もろくなってきたのは間違...

本作は「夏」に始まり「春」までの4編となっている。 中で「冬 線が一本あったとさ」では愛する祖母のために亡き祖父が死の直前に東京バンドワゴンに売った本を買い戻して祖母を力付けたいと思う女子中学生のお話しなのだが、涙が出てきた。 自分が年老いてきたから涙もろくなってきたのは間違いないのだが、私も孫を愛する気持ちがいつも頭に一杯な反面、当の孫は果たして私の事をどう思っているのだろうと考えてしまうのは俗人だから仕方がないと思う。 そんな時にこの中学生の祖母に対する優しい気遣いは羨ましくもあり、この少女が自分の孫のように愛おしい。 補)年老いて「老後」が見えてきてはいるけれどまだ切羽詰まらない今のうちに身近な人々の手を煩わす事なく生きていくために自ら老人ホームに入ったかずみさんの潔さは見習いたい。 とはいえそれにはそれなりの蓄えがいるのだけれど。

Posted byブクログ

2024/09/03

シリーズ第15弾。 しばらく、バンドワゴンシリーズを読まずにいたら数年が経っていて、もう数冊文庫が出ていた。 「家」「家族」が主軸のこのシリーズ。 気付けば、登場する人物がどんどん成長している。 当初はあんなに小さな子供だったケントが、もう高校を卒業し、なんと結婚。 一...

シリーズ第15弾。 しばらく、バンドワゴンシリーズを読まずにいたら数年が経っていて、もう数冊文庫が出ていた。 「家」「家族」が主軸のこのシリーズ。 気付けば、登場する人物がどんどん成長している。 当初はあんなに小さな子供だったケントが、もう高校を卒業し、なんと結婚。 一つの家族を通し、その歴史を共に見守る温かさ。 毎度、読むたびに心を温かくしてもらえます。

Posted byブクログ

2024/08/07

東京バンドワゴン 15作目。 なかなか本が読めない日々でも この家族だけはいつでも大丈夫だね。 花陽ちゃん研人くんもこんなに大人になっちゃって。 近所のお姉さん気分で読んでいたけど もはやすっかり親戚のおばさんだ。

Posted byブクログ

2024/05/02

4月になると、それは東京バンドワゴンですね。というか早いので、秋実さんの書かれてたのから4年だし、相関図もドンドン大きくなって、かんなちゃん鈴花ちゃんも2年生。正直描ききれないと思う。自分も掴みきれていない部分だらけ、その上に事件が起きて、かずみさんが出て行くことないと前回言った...

4月になると、それは東京バンドワゴンですね。というか早いので、秋実さんの書かれてたのから4年だし、相関図もドンドン大きくなって、かんなちゃん鈴花ちゃんも2年生。正直描ききれないと思う。自分も掴みきれていない部分だらけ、その上に事件が起きて、かずみさんが出て行くことないと前回言った筈で、みどりさんが来て結婚する藤島さん、藤島さんの機転にって書いても書いても足りんのよー。けんとの結婚とかあーなんだかこういう風に書いていくのも追い付かないです、勘一米寿かい。もうありがとうございます。小路幸也さん

Posted byブクログ

2024/01/29

本文最終ページ たとえどんなことが起ころうとも、そこに帰りさえすれば、もう一度立ち直り歩きはじめることができる場所。 それが家なんだと思います。 ただいま おかえり と LOVEが溢れる家が東京バンドワゴンの堀田家。 団結力が素晴らしく、一家全員周りの皆さんが全員素敵です。 ...

本文最終ページ たとえどんなことが起ころうとも、そこに帰りさえすれば、もう一度立ち直り歩きはじめることができる場所。 それが家なんだと思います。 ただいま おかえり と LOVEが溢れる家が東京バンドワゴンの堀田家。 団結力が素晴らしく、一家全員周りの皆さんが全員素敵です。 毎回 朝ごはんのメニューが紹介され大家族の食事中の会話がされているが、朝ごはんだけでなく、毎日の生活だけでなく季節や節目の行事も皆んなで丁寧に暮らしている。 憧れます‼︎

Posted byブクログ

2022/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実はこの15巻から読み始めてしまった。 装丁が良かったのと題名を見て手に取った。 古本屋さんが舞台なので本の話は当然出てきて、大家族+ご近所さん多数、日常的な推理ものでもありミュージシャンも出てくるかと思えば小説家や俳優もいる。 バラエティー豊かな物語で気に入りました。 1年に一冊ずつ出版されて今年で17巻、スピンオフで零巻まであるというおまけつき。 1巻から17巻まで楽しく一気に読みました。 来年の18巻が待ち遠しい。

Posted byブクログ

2022/09/04

202204/毎作楽しんで読んでるけど、広いようで狭い範囲での濃密すぎる関係や昭和的価値観、登場人物達がみんな優秀・才能豊かなので、ちょっとな~と思う時もあるけど、やっぱりこの世界の一員になりたいなあと思わせてくれるシリーズ。

Posted byブクログ

2022/08/28

タイトルチューンのエピソードが秀逸! 堀田家に解決できないことはないんと違うかなぁ。 そして、ほんまにほんまにおめでとう!

Posted byブクログ

2022/08/04

堀田家の一員になりたい。 大家族って大変かもしれないけど堀田家のような感じだったらドンとこいだ! 堀田家はとにかく温かい感じがする。 一人暮らしの楽さも知っているけど、家に帰った時に誰かいるというのはやっぱりいいものだと思う。

Posted byブクログ

2022/07/30

安定の東京バンドワゴンシリーズ。どんどん大所帯になってきて、さらに懐かしい人が登場したり、子ども達の成長もあり、基本的に善人ばかりの安心して読める内容。

Posted byブクログ