商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2022/04/12 |
| JAN | 9784622090786 |
- 書籍
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黄金虫変奏曲
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黄金虫変奏曲
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商品レビュー
4.8
7件のお客様レビュー
つまるところ、『ゴルトベルク』が語っているのは変奏のパラドックス、保存される逸脱、段を重ねていく展開に内在する遷移効果、程度の変化に付随する質の変化にほかならない。いかにして偶然から必然が発生するか。いかにして同じものを増やすことから違いが発生するか。親失格のアリアがセットを閉じ...
つまるところ、『ゴルトベルク』が語っているのは変奏のパラドックス、保存される逸脱、段を重ねていく展開に内在する遷移効果、程度の変化に付随する質の変化にほかならない。いかにして偶然から必然が発生するか。いかにして同じものを増やすことから違いが発生するか。親失格のアリアがセットを閉じるべく戻ってくる頃には、その音楽は、変奏がしまいには自由になれるんじゃないかという、そんな物語になっている。自身を下支えし、また始動させた張本人ながら、経験の試運転から何が生じるかを予期している節はどこにもない、そんな指令からついに身をもぎ放す可能性の物語に。
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これくらい複雑な小説があるだろうか? しかし主題は単純である。 愛と驚嘆。この世界の変奏に驚き続けるほかないのだ。 読んでいる間グールドのゴルドベルク変奏曲を200回くらいは聴いただろうか。この先も頭に残り続ける読書体験だった。
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1月30日から3月30日にかけて読了。 ものすごく読み応えあった。 厄介だったのは物理学ならまだしも、生物学や遺伝子、生化学には知見がないので読み解くのに時間がかかった。あと、人物の呼び名が愛称、ニックネームがころころ変わるので、誰の事を述べているのだ?とわからなくなり遡って読...
1月30日から3月30日にかけて読了。 ものすごく読み応えあった。 厄介だったのは物理学ならまだしも、生物学や遺伝子、生化学には知見がないので読み解くのに時間がかかった。あと、人物の呼び名が愛称、ニックネームがころころ変わるので、誰の事を述べているのだ?とわからなくなり遡って読むことが必要だった。 さすがに書かれてから20年以上も過ぎてしまってはパソコン言語が古すぎて、いまの感覚からすると違和感がある部分が(Lispとかはまだあるかもだけど)、なきにしもあらず。早い時期に訳されることができたらなあと思ったが、この分量、いたしかたないと思った。なにしろ読むのに体力がいる。知力はググってなんとかする。 あと、読むのにグレン・グールドは大切。終盤は晩年のグールドがあうのか?再読時には試してみようと思う。 うろ覚えなんだが「ロリータ」か「デイフェンス」の解説で、若島忠氏が近々「黄金虫変奏曲」出版予定と憶えがあり楽しみにしていたが、待てど音沙汰なく忘れていたところ出版されたのを知った。これほど待ちわびた本は最近(20年くらい)ない。読めてよかった。
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