商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
| 発売年月日 | 2022/04/12 |
| JAN | 9784336072504 |
- 書籍
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氷の城
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氷の城
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
平易な文章だが、ノルウェーの田舎町の冬を静かに描写し、2人の少女の大人にはわからない繊細な心理を言葉で細かく説明するのではなく、情景描写を通して表現している。いなくなった少女ウンのあのことと言うのは、きっと子供の心からすれば許されない何かなのだろうが、おそらく大人からすれば大した...
平易な文章だが、ノルウェーの田舎町の冬を静かに描写し、2人の少女の大人にはわからない繊細な心理を言葉で細かく説明するのではなく、情景描写を通して表現している。いなくなった少女ウンのあのことと言うのは、きっと子供の心からすれば許されない何かなのだろうが、おそらく大人からすれば大した事のないことなんだろう。だが善悪の分別もまだ定かではない子供の世界では、極めて重要なことなのでしょう。あたかも氷の城のように、大人が入り込めない子供の世界を情景描写で持って表現した傑作だと思います。特に印象に残ったのは章立てとして独立させた鳥と黒い虫、その間にある詩歌です。このような象徴的な文章が本作を傑作にしていると思います
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決して難しくは無いけれど、描かれている世界に自分から踏み込んでゆかないと、よくわからないままに読み終わってしまうような作品。どれほどの寒さで、どれほどの硬さで、どれほどの美しさで、どれほどの巨大さなのか、想像を超えるような氷の城。その城の魔力に人も鳥も惹きつけられて意思も自由も失...
決して難しくは無いけれど、描かれている世界に自分から踏み込んでゆかないと、よくわからないままに読み終わってしまうような作品。どれほどの寒さで、どれほどの硬さで、どれほどの美しさで、どれほどの巨大さなのか、想像を超えるような氷の城。その城の魔力に人も鳥も惹きつけられて意思も自由も失ってしまう。ノルウェーにはきっと、本当にそんな寒さが有り、そんな氷の城があるのだとおもいながら読んだ。少女たちの心や周囲の人々の思いを頑張って追いかけながら読んだので、読後は、しっかり文学を読み終えた気がした。決して説き明かされないなにかを周辺からとにかく描いて描いていくこれは、やはり文学作品なのだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中までドキドキしながら読んで、後半はしんどかった。11歳でいくら親友を失い傷ついたからといって、こんな態度とり続けてもクラスメイトから愛され見守られ続けるなんて成熟した社会であるノルウェーだからなのかなあ。日本だったらふつうにハブられて居場所無くなりそう。主人公が恵まれてるのに頑固過ぎてイライラした。ウンやおばさんは素敵だった。
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