商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2022/03/19 |
JAN | 9784620108568 |
- 書籍
- 書籍
無月の譜
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
無月の譜
¥2,420
在庫あり
商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
めずらしく9日もかかって読み終えた。ということはあまり面白くなかったということであります。 ストーリーおおもとの骨格は面白いはずなのに、そのもたついた文体が何か素人臭い気がしたのですが、その、なんか小説家志望の若い人が書いているような。なんてスゴイシツレイですよね、芥川賞作家に...
めずらしく9日もかかって読み終えた。ということはあまり面白くなかったということであります。 ストーリーおおもとの骨格は面白いはずなのに、そのもたついた文体が何か素人臭い気がしたのですが、その、なんか小説家志望の若い人が書いているような。なんてスゴイシツレイですよね、芥川賞作家に対して(でも、正直な感想です)。 世間一般の評価は悪くないので、私自身の好みの問題ではあります。はい、好みが合わなかったのだと。
Posted by
将棋のことなど全く知識はないがとても面白く読んだ。勢い、流れに乗ってシンガポール、マレーシアからニューヨークへ渡航するところはわくわくした。大叔父のことを知りたいとかつて関わりのあった人を訪ねる箇所でどんどん明かされる大叔父の生き様が心を打たれる。本当にこういう人がいたからこそ今...
将棋のことなど全く知識はないがとても面白く読んだ。勢い、流れに乗ってシンガポール、マレーシアからニューヨークへ渡航するところはわくわくした。大叔父のことを知りたいとかつて関わりのあった人を訪ねる箇所でどんどん明かされる大叔父の生き様が心を打たれる。本当にこういう人がいたからこそ今概ね安穏とした世の中になっているんだなと思う。 英語がそんなに得意でないといいながらもまぁまぁな英会話で切り抜けていくところがちょっとかっこよすぎるではないか(笑)
Posted by
青年の挫折からスタートした物語は、やがて将棋の駒の行方を追う探求の旅となって、シンガポールからマレーシア、そしてニューヨークへと経巡りながら、その道行に同行しているかのような錯覚を読者に起こさせる。 小説家のいうものは、いかに「上手に物語るか」ということにすばらしく長けた人たちな...
青年の挫折からスタートした物語は、やがて将棋の駒の行方を追う探求の旅となって、シンガポールからマレーシア、そしてニューヨークへと経巡りながら、その道行に同行しているかのような錯覚を読者に起こさせる。 小説家のいうものは、いかに「上手に物語るか」ということにすばらしく長けた人たちなのである、ということをあらためて実感させられた。
Posted by