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ホモ・エコノミクス 「利己的人間」の思想史 ちくま新書1637
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2022/03/10 |
JAN | 9784480074645 |
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ホモ・エコノミクス
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ホモ・エコノミクス
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
とあるところで紹介されていたので、読んでみました。 「ホモ・エコノミクス」とは、「経済的合理性を第一として行動する人間像」と考えればよいと思います。 本書は、その「ホモ・エコノミクス」という考え方(経済学を組み立てる上での人間像)がどのように出来上がっていったか、を説明するとと...
とあるところで紹介されていたので、読んでみました。 「ホモ・エコノミクス」とは、「経済的合理性を第一として行動する人間像」と考えればよいと思います。 本書は、その「ホモ・エコノミクス」という考え方(経済学を組み立てる上での人間像)がどのように出来上がっていったか、を説明するとともに、「ホモ・エコノミクス」が、経済学以外に、どのような場面で使われるようになっていったか(そして使われることの問題点は何か)、を説明したものです。 全部で300ページほどあるのですが、180ページぐらいまでは、いろんな要素がごちゃごちゃに並んでいて、話があっちにいったりこっちにいったりして、著者の立場の一貫性も怪しく、内容の重複が多くてクドく、かつ、多用されている比喩も的外れだったりして、ひどく読みにくいのですが(思いついたことを思いついたままに書き散らしている印象)、180ページあたりからは、人が変わったように、理路整然とした記述になり、比喩の数もぐっと減り、かつ、比喩が的確になり、読みやすさが一気に向上しました。 途中で編集者が代わったのかもしれません(というか、最初から、180ページ以降のテイストで編集してほしかった…)。 ちなみに、この本には、数学を用いた説明がちょいちょいあるのですが、180ページまでで主な説明は終わっているため、数学を用いた説明は、ヘンテコな記述が多いんですよね…。 著者は、とっても勉強熱心で、非常に博学だと思うのですが、如何せん、180ページまでは、内容がグダグダで、著者の良さがまったく活きていない(その結果、とっても読みにくい)ので、その点が残念な本です。
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この著作の肝である第二部は、微積分の知識が無さすぎるため理解が十分ではないが、再読して理解を深めたい。 著者の問題意識に強く共感する。
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思想史という分野を初めて読んだので、まだ自分が理解できてないだけかなぁという感想。勉強してみたいなという光は感じる。これを読んだ後に論語と算盤を読みたくなった。
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