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燕は戻ってこない
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燕は戻ってこない

桐野夏生(著者)

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燕は戻ってこない

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2022/03/04
JAN 9784087717617

燕は戻ってこない

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商品レビュー

3.9

167件のお客様レビュー

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2024/05/24

NHKのドラマを見て、原作が読みたくなった。 登場人物の全員が自分勝手で、誰にも共感できなかった。 特にリキは、お金目当てで安易に代理母を引き受け、身勝手な思考と行動で契約違反をし、何かと悩んだりするが考えが浅はか過ぎる。 代理母も、貧困だからとか友人が一緒だから決めたのにとか、...

NHKのドラマを見て、原作が読みたくなった。 登場人物の全員が自分勝手で、誰にも共感できなかった。 特にリキは、お金目当てで安易に代理母を引き受け、身勝手な思考と行動で契約違反をし、何かと悩んだりするが考えが浅はか過ぎる。 代理母も、貧困だからとか友人が一緒だから決めたのにとか、アラサーにもなってどうなんだろう。 子供をぐりとぐらと呼び、ラストはまるでペットを選ぶように1人だけを連れ去る。 一千万円あれば子供を育てられると思っているのか? 結局また、子供も貧困という同じ運命になるのでは?

Posted by ブクログ

2024/05/24

面白かった。 ドラマきっかけで読み始めて、ドラマは後回しで読んだ。 結末は同じなのか。 どっちの気持ちもわかる。 母性は産んだ人しかわからない、とは思わないけど。 子どもが好きじゃないと思っていた自分が、子どもを身籠り産むまでの感じた不安と喜びとを思い返した。

Posted by ブクログ

2024/05/23

生活に困窮して代理母となったリキ、バレエ界のサラブレッドとして遺伝子を残そうとする基、不育症の悠子。それぞれの苦悩と身勝手さが入り混じりながら物語が展開していき、引き込まれて一気読みした。 悠子の友人りりこが、実は物語を面白くしているキーパーソンだった気がする。 春画の画家で男根...

生活に困窮して代理母となったリキ、バレエ界のサラブレッドとして遺伝子を残そうとする基、不育症の悠子。それぞれの苦悩と身勝手さが入り混じりながら物語が展開していき、引き込まれて一気読みした。 悠子の友人りりこが、実は物語を面白くしているキーパーソンだった気がする。 春画の画家で男根好きなのにLGBTQIA(長くて、最後の方はよくわからない!)という設定もインパクトがあるし、悠子と繰り広げる下ネタはなかなか強烈。 そんなりりこが要所要所で投げかけてくる問いが鋭くて、考えさせられた。 そして、ラストはそうきたか! 自分の気持ちがどう変わっていくのかは、自分自身でもよくわからないものなのかもしれない。

Posted by ブクログ

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