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欺す衆生 新潮文庫
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欺す衆生 新潮文庫

月村了衛(著者)

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欺す衆生 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/02/28
JAN 9784101212722
関連ワード月村了衛 / 小説・エッセイ・ノンフィクション(文庫)

欺す衆生

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商品レビュー

4.4

35件のお客様レビュー

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2025/08/06

面白かった!生活のために詐欺をする主人公が気づいたら遠くへ来ていた話で、プロットも展開もわかりやすくて臨場感がある。 これ読むと自分の仕事がいかに適当か思い知らされますね。勉強になります。 最後の終わり方もさすが。2人の娘たちのその後が非常に気になります。

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2025/07/23

詐欺から足を洗いたいと願いながら、気がつけばかつて所属した詐欺集団と同じ末路に向かう主人公が滑稽で哀れ。しかも誰よりも詐欺の才能を開花させるのが皮肉である。 終盤の、ヤクザですら引くほどの風格をまとった主人公がかっこよくも恐ろしい。 しかしながら主人公の周りの人物がことごとく胡散...

詐欺から足を洗いたいと願いながら、気がつけばかつて所属した詐欺集団と同じ末路に向かう主人公が滑稽で哀れ。しかも誰よりも詐欺の才能を開花させるのが皮肉である。 終盤の、ヤクザですら引くほどの風格をまとった主人公がかっこよくも恐ろしい。 しかしながら主人公の周りの人物がことごとく胡散臭く、かつ家族仲も悪いため、読者としては緊張が解けることなく、少々疲れる。

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2025/07/18

スゴい本でした。720ページも一気に読まされました。放心に近い読後感です。地味に生きたい男がズルズルと悪の道に引きずり込まれながら、次々と現れる厄介な連中を闇に葬りながら、どんどん裏の道でのしあがって行く。昭和の事件史を辿りながら、詐欺師たちが金に躍る。そして、一時の成功と引き換...

スゴい本でした。720ページも一気に読まされました。放心に近い読後感です。地味に生きたい男がズルズルと悪の道に引きずり込まれながら、次々と現れる厄介な連中を闇に葬りながら、どんどん裏の道でのしあがって行く。昭和の事件史を辿りながら、詐欺師たちが金に躍る。そして、一時の成功と引き換えに皆んな狂っていきます。 その遺伝子が次女にしっかり受け継がれていたくだりも背筋が凍ります。 最後の終わり方も良かった。 詐欺の勉強にもなりました。^⁠_⁠^ 月村了衛さんの他の作品も読んでみようと思いました!!

Posted by ブクログ