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言語が違えば、世界も違って見えるわけ ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2022/02/16 |
| JAN | 9784150505868 |
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言語が違えば、世界も違って見えるわけ
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言語が違えば、世界も違って見えるわけ
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商品レビュー
3.9
50件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
あなたの世界はどう見える? 虹の色の数は言語によって異なる。ある言語には男性・中性・女性の区別があり、ある言語にはない。異なる言語を使っていたら、世界の捉え方が違うのか? 一般的にはふんわりと信じられていて、言語学者がずっと挑んでいる難問をユーモラスにまとめた本。 英語のtunaと日本語のツナ・マグロの指し示す言葉の範囲の違いに気付いたのは言語学をかじった大学生の頃だった。日本語の切り分け方が絶対ではないと発見した大きな経験だった。この本では色の表現を出発点にして、言語の示す色の違いはどこに要因があるのかの研究の歴史から、人間の眼の構造ではなく、思考レベルの差でもなく、習慣的に獲得してきた文化の伝承であったり、その社会的要請だったりという、言語と思考の関係を示している。どちらが上とか下とかではなく、かと言って同じとか共通とかでもなく、もっといえば因果関係だと断定するのも乱暴な、異なる言語と思考の関係。 性があったりなかったり、またあっても言語によってバラバラだったり、なぜそうなるのか、というのは日本語を母語として育ち、英語に親しみ、フランス語とドイツ語をかじった身としてはよくわかる問題だった。必要性はさておき、言語の性別に思考が引っ張られないのかは自然な疑問としてある。どうやら影響はあるらしいが。 研究の歴史として面白いのは、論証方法である。最初は宣教師が書いた記録から例を引っ張り出して論証していた。だんだん実験としてさまざまな試験が行われていく。そして脳波の測定へ。それでもまだ思考を直接確認することはできない。自分も脳波測定はできないからとテストを作って認知の実験をしたので、調べ方の変遷が興味深かった。
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色彩と色彩表現の関係に焦点を当てて、言語 が私たちの思考にどのくらい、どんなふうに影響を与えるのかを書いている。 一章では、言語研究の歴史的発展が、二章では、言語が思考に影響を与えるそのいくつかの観点が提示されている。 自分にとって区別が簡単な色を区別できないあの人は目の作りが違...
色彩と色彩表現の関係に焦点を当てて、言語 が私たちの思考にどのくらい、どんなふうに影響を与えるのかを書いている。 一章では、言語研究の歴史的発展が、二章では、言語が思考に影響を与えるそのいくつかの観点が提示されている。 自分にとって区別が簡単な色を区別できないあの人は目の作りが違う、と言うような主張に対してドイッチャーは反論し、彼は「目や脳の生物学的機能としては区別できるが、文化として区別しないのだ」と言うことを数々の研究を紹介することで示している。 二章で紹介されるのは、方向づけについての言語及び文化差が思考に与える影響と、文法的性の有無が同じく与える思考への影響である。ここで紹介される研究は、文化及び「社会的慣習が言語を超えて思考の諸相にまで影響を及ぼす」ことを根拠づけている。 サピアウォーフの仮説に触れて少しでもときめいた人、そしてその仮説がすでに腫れ物扱いされている事実を知ってがっかりした人にとっての救済のような本。
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ちょっと自分には難しかった。 そもそも、翻訳本の言い回し、遠回しが苦手で、なかなか頭に入ってこないのだか。結論は面白かった。 やはり言語が、思考や世界の認識に影響している。その言葉が存在しないということは、それを認識していない、線を引いて「そこにそれがある」と言うことができない。...
ちょっと自分には難しかった。 そもそも、翻訳本の言い回し、遠回しが苦手で、なかなか頭に入ってこないのだか。結論は面白かった。 やはり言語が、思考や世界の認識に影響している。その言葉が存在しないということは、それを認識していない、線を引いて「そこにそれがある」と言うことができない。言語は、そのまま単語レベルで言い換えが難しい。
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