商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2022/02/09 |
| JAN | 9784396636180 |
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商品レビュー
3.8
175件のお客様レビュー
どうもね、主人公の三上傑が気に入らない。グジュグジュグジュグジュするばかり。行ったり来たりの主人公の思考を追い回すばかりの文体も面倒だし。その割に、前に進まない主人公の周りを取り巻く人々は良い人ばかりなのも不自然な感じで。 でもね、最後に上手くひっくり返す。パタパタパタパタ。でも...
どうもね、主人公の三上傑が気に入らない。グジュグジュグジュグジュするばかり。行ったり来たりの主人公の思考を追い回すばかりの文体も面倒だし。その割に、前に進まない主人公の周りを取り巻く人々は良い人ばかりなのも不自然な感じで。 でもね、最後に上手くひっくり返す。パタパタパタパタ。でも無理矢理じゃないところが良い。主人公の感じ方や性格が変わるわけじゃない。対処行動について世知が着いただけ。でも、それはそれで救われる。 出版社の紹介には、『ひと』『まち』に続く新たな感動作、とある。『ひと』『まち』を読んだのが2019年。もう6年も前なのですっかり忘れているけれど、その頃書いた感想を読み直せば、田野倉のコロッケだとか、二軒隣の筧アパートだとかを思い出す。本作に端役で登場する江藤瞬なんか『まち』の主人公だったし。 ただ2022年ごろには私の中で少しずつ評価が下がって手にしなくなった小野寺さん。もう一度、最新作をトライすべきか・・・。 そうそう、作中に主人公が『ホケツ』という無名作家の本を読むシーンがありましたが、『ホケツ』って小野寺さんの本ですよね。
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友達が運転する車に同乗していた妹が、 事故により足を引きずってしまうというお話。 友達と妹、どちらへも複雑な思いを抱えながら過ごす主人公のやりきれない気持ちが日常生活にも表れてしまってなかなか上手く日常生活を送れなかったりもするけど、その気持ちをどう処理するのかみたいなのが描か...
友達が運転する車に同乗していた妹が、 事故により足を引きずってしまうというお話。 友達と妹、どちらへも複雑な思いを抱えながら過ごす主人公のやりきれない気持ちが日常生活にも表れてしまってなかなか上手く日常生活を送れなかったりもするけど、その気持ちをどう処理するのかみたいなのが描かれている。 個人的にはもう少し友人との場面展開が欲しかったかな。。
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小野寺史宜さんの『いえ』を読み終え、心がじんわりと温かい感動に包まれています。 主人公・三上傑が抱える悩みは、「面倒くさい」と自覚しながらも、家族や友人、そして職場の人間関係すべてに影響を及ぼす、複雑でリアルなものです。妹の事故という重い出来事をきっかけに、彼は「どう接する...
小野寺史宜さんの『いえ』を読み終え、心がじんわりと温かい感動に包まれています。 主人公・三上傑が抱える悩みは、「面倒くさい」と自覚しながらも、家族や友人、そして職場の人間関係すべてに影響を及ぼす、複雑でリアルなものです。妹の事故という重い出来事をきっかけに、彼は「どう接するべきか」「何が正しいのか」という思考の堂々巡りに陥ります。 しかし、この物語が素晴らしいのは、そんな主人公が劇的にヒーローになるのではなく、ごく自然な「気づき」を通して、行動で自らを更新していくプロセスが描かれている点です。軽やかなユーモアも交えながら、不完全な自分や他人を「そのまま受け入れる」ことの尊さを教えてくれます。 読み進めるうちに、彼の心が少しずつ解き放たれていく様子に共感し、最後はまるで自分の心のわだかまりが洗い流されたような、温かい解放感を覚えました。「謙虚に生きる」ことの大切さを改めて感じられる、深い余韻の残る作品です。
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