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音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学 朝日新書852
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2022/02/10 |
JAN | 9784022951632 |
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音楽する脳
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
音楽理論の遷移を音楽史と絡めて解説していたり、作曲家と演奏家の脳の作りの違いを科学的に見たり。 本書にでてきた音楽とは感覚の数学、数学とは理性の音楽、という言葉が好きです。
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図書館の貸し出し期限が迫っていて、かつ予約が入っていて延長もできないので、慌てて1日で読んだ。 度数とか振動数の話はさっぱり意味が分からなかったが、それ以外はトリビア的な興味深い話が多くて、なかなかおもしろかった。 音楽の話というより、脳の不思議な働きの話がメインかも。 ブー...
図書館の貸し出し期限が迫っていて、かつ予約が入っていて延長もできないので、慌てて1日で読んだ。 度数とか振動数の話はさっぱり意味が分からなかったが、それ以外はトリビア的な興味深い話が多くて、なかなかおもしろかった。 音楽の話というより、脳の不思議な働きの話がメインかも。 ブーバとキキの心理学の話とか、前頭前野と統計学習の話とか特におもしろかった。 特に、前頭前野と統計学習の話は言語習得にもかかわる話なので、とても興味深い。 あと、個人的にハッとしたのが、以下のくだり。 「12平均律の発明によって、1オクターブを12個の音の高さに均等に分け、音楽を扱いやすくすることができました。しかし、ここで忘れてならないのは、1オクターブの音の中には本来、12個だけでなく無限に音が存在しているということです。例えば、ピアノの鍵盤における真ん中のドの下のラは220Hz、その1オクターブ高いラは440Hzですが、この1オクターブの中には、単純計算でも220個(440Hz-220Hz)の音の高さが存在しています。12平均律では、その中のほんの12個しか採用していません。」(P39) 私は完全に12音しかないと思い込んでいたが、そういえば、そうだわ、とビックリした。 こういう「思い込み」に気づかされるところが、この手の本を読む楽しみですよね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何故、「音を音楽と認識するのか?」、「どうして心地よい音楽と居心地の悪い音楽があるのか?」… こういった疑問があって本書を手に取った。 結論から言えば、これらの疑問の答えがあり納得。 ただ、脳科学の本であると同時に音楽的な解説も多く、楽譜とか和音とか全く知識がないので今一つ消化できなかったのが残念。 脳科学の角度のみからぐいぐい書いてある本をもう一度読んでみたい。
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