商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/02/04 |
JAN | 9784094071191 |
- 書籍
- 文庫
八丁堀強妻物語
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八丁堀強妻物語
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
表向きは大店の扇屋、実は将軍家影武芸指南家として暗躍している家の娘で女武芸者でもある千秋が恋をした。相手は南町奉行所の廻り同心柳之助。この恋を実らせ晴れて夫婦となれるのか。 隠密に活躍する武芸一家の娘という設定が面白い。片思いしてから恋が実るまでがあっさりとしか描かれてなくて...
表向きは大店の扇屋、実は将軍家影武芸指南家として暗躍している家の娘で女武芸者でもある千秋が恋をした。相手は南町奉行所の廻り同心柳之助。この恋を実らせ晴れて夫婦となれるのか。 隠密に活躍する武芸一家の娘という設定が面白い。片思いしてから恋が実るまでがあっさりとしか描かれてなくて少し物足りないかな。
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- ネタバレ
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Tさんのお勧め。 幕府の”将軍家影武芸指南役”である扇屋の善喜堂。 そもそもこの設定が無茶だが、 その主人の娘である千秋が兄をもしのぐ武芸の達人、 だが隠密の仕事で路地の板塀の間に挟まれてしまった、 というのも無理やりな話。 その千秋が(本当は全く危うくない)危ういところを 町同心に助けられ一目ぼれ、と奇想天外な、いや、ありがちな話に転がっていく。 老中の「下心」もあって、無事夫婦となれた千秋と柳之助だが、 もちろんそれだけで済むわけはなく、 千秋は潜入捜査を行う柳之助を助けることに。 面白かった。 無茶苦茶な設定だが、主人公千秋の一途な思いが核となって、 うまくまとまっている感じ。 千秋付きの女中お花が、柳之助のことをいらいらすると言っていたのに、 千秋が思いを寄せていると判ったとたん、 思いの外お似合いかもしれない、と思うところや、 柳之助が潜入捜査の途中、 千秋の登場で「おれの妻はいったい何者なのだ」と驚くところとか。 強妻というタイトルから勝手に想像していた、 たぶん、必殺シリーズのような話ではなくてよかった。
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痛快時代捕物帳 将軍家御用達の扇屋「善喜屋」は、影武芸指南役を裏の顔に持っていた。 娘の千秋も、幼い頃から、隠密の手助けをし、事情を知る幕臣に高い評価を受けていた。 その千秋が、夫と望んだ相手は、南町奉行所の廻り方同心、芦川柳之助であった。 身分違いの二人が、想いを遂げるのは、...
痛快時代捕物帳 将軍家御用達の扇屋「善喜屋」は、影武芸指南役を裏の顔に持っていた。 娘の千秋も、幼い頃から、隠密の手助けをし、事情を知る幕臣に高い評価を受けていた。 その千秋が、夫と望んだ相手は、南町奉行所の廻り方同心、芦川柳之助であった。 身分違いの二人が、想いを遂げるのは、至難の業。 しかし、千秋の力を役立てたいとの思いから、奉行他の後押しで、晴れて夫婦となった。 千秋の、裏の顔を知らない、柳之助であったが、 盗人、竜巻の嵩兵衛を捕まえる為、潜入した時に、陰で助ける千秋に気付き、力を合わせ、事件を解決する。 強い女性というところは、居酒屋お夏と似た内容。 勧善懲悪で、嫌味がない。 シリーズが進むうちに、もっと、面白くなるかも。
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