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台湾有事のシナリオ 日本の安全保障を検証する
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台湾有事のシナリオ 日本の安全保障を検証する

森本敏(編著), 小原凡司(編著)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2022/02/02
JAN 9784623093052

台湾有事のシナリオ

¥3,850

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2024/03/29

 笹川平和財団安全保障研究G「日米同盟の在り方」研究プロジェクトの成果物。「はじめに」には、本書の執筆陣が日本側メンバーとなって、米国ヘリテージ財団のメンバーとも議論を重ねたとある。ヘリテージ財団と言えば、レーガノミクスの立案と実践など反共政策を支え、現在はトランプ派とも近い立場...

 笹川平和財団安全保障研究G「日米同盟の在り方」研究プロジェクトの成果物。「はじめに」には、本書の執筆陣が日本側メンバーとなって、米国ヘリテージ財団のメンバーとも議論を重ねたとある。ヘリテージ財団と言えば、レーガノミクスの立案と実践など反共政策を支え、現在はトランプ派とも近い立場とされる。その意味では、まさに「中の人」たちによる専門的な知見が記されている、と見てよいのだろう。  ふだん文学表現を扱っている立場からすると、軍事・安全保障の専門家たちの使う用語の抽象性がとても気になる。できるだけ具体的な状況や場面、情景を想像させないような、形式的な論理操作として人間の傷つけ・傷つけられる場面を議論できるような、抽象的な略語がたくさん用いられている。それこそまさに、伊藤計劃が『虐殺器官』で問題化していたことだったはずだ。沖縄や南西諸島の人々の主体性がまったく問題にされていないのも象徴的。

Posted by ブクログ

2023/10/20

最近の戦況報道番組に出演している人で検索すると本書がヒットした。 まえがきと目次と執筆者の履歴は読んだ。 本書は、ロシアのウクライナ侵略前にまとめられたものである。 興味深いのだが、しばし積読。 外省人とか内省人とか光復大陸とかいう言葉を、 以前よく目にしたが既に死語なん...

最近の戦況報道番組に出演している人で検索すると本書がヒットした。 まえがきと目次と執筆者の履歴は読んだ。 本書は、ロシアのウクライナ侵略前にまとめられたものである。 興味深いのだが、しばし積読。 外省人とか内省人とか光復大陸とかいう言葉を、 以前よく目にしたが既に死語なんだろうか?

Posted by ブクログ

2023/06/15

台湾有事に日本はどうなるのか、どうすべきかを専門家たちが論述する。 台湾がもつ地政学的な重要性(シーレーンと戦略原潜の基地になりうる)、台湾有事のシナリオ、宇宙、サイバー、電磁波領域を含めた各種戦、サイバーも含めたグレーゾーンでの国際法、日本の防衛政策と幅広く扱っている。 日本が...

台湾有事に日本はどうなるのか、どうすべきかを専門家たちが論述する。 台湾がもつ地政学的な重要性(シーレーンと戦略原潜の基地になりうる)、台湾有事のシナリオ、宇宙、サイバー、電磁波領域を含めた各種戦、サイバーも含めたグレーゾーンでの国際法、日本の防衛政策と幅広く扱っている。 日本が台湾有事に大慌てすることなく対応するには整理しなければならないことが山ほどある。しかし、その議論自体が中国を煽ってしまうことになり、非常に難しい。少なくとも安全保障の実務者、研究者は頭の体操をしておかないといけないのだろうな。

Posted by ブクログ

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