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生物がすむ果てはどこだ? 海底よりさらに下の地底世界を探る くもんジュニアサイエンス
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生物がすむ果てはどこだ? 海底よりさらに下の地底世界を探る くもんジュニアサイエンス

諸野祐樹(著者)

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生物がすむ果てはどこだ? 海底よりさらに下の地底世界を探る くもんジュニアサイエンス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 くもん出版
発売年月日 2022/02/01
JAN 9784774327112

生物がすむ果てはどこだ?

¥1,540

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2023/10/06

K468 「世界にほこれる日本の科学技術を使った研究。科学掘削船「ちきゅう」がパイプを使って、海底下の石や泥がつまった地層を掘りだす。船上に上がってきた筒状の“コア”が保管されている施設が高知県にある。ジャムステック(JAMSTEC)の高知コアセンターだ。ここの研究施設では、海底...

K468 「世界にほこれる日本の科学技術を使った研究。科学掘削船「ちきゅう」がパイプを使って、海底下の石や泥がつまった地層を掘りだす。船上に上がってきた筒状の“コア”が保管されている施設が高知県にある。ジャムステック(JAMSTEC)の高知コアセンターだ。ここの研究施設では、海底下深くの地層から生き物を探す研究が進められている。究極の目的は、海底下のどこまで生き物がいるのか、つまり生きられる限界を見つけることなのだ。」 目次 はじめに 想像できない世界にいた微生物 第1章 海底は地球の歴史ノート 第2章 海底下を掘る科学掘削船 第3章 高知コアセンター 第4章 海底は意外と天国!? 第5章 プロの研究者になる 第6章 海底下の生き物を探す方法 第7章 想像できないくらしかた おわりに これからの研究 著者等紹介 諸野祐樹[モロノユウキ] 海洋研究開発機構JAMSTEC高知コア研究所「地球微生物学研究グループ」主任研究員。福井県福井市生まれ、東京都八王子市育ち。東京工業大学大学院生物プロセス専攻修了。博士(工学)。産業技術総合研究所で2年半ポスドク生活を送った後、2006年からJAMSTEC高知コア研究所で現職。専門は地球微生物学

Posted by ブクログ

2022/07/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

〇世間話をするような気軽さで、深海の科学調査と研究の現在を語る  一億年前の地層から生物!とんでもないなあ  生命の底力を感じた 〇“重たい水”で微生物を数える、新しい方法の確立。 “限界探し”に発見がありますように。応援してます ◎はじめに ・海底からさらに2500メートル下の地層 ・酸素がなく、太陽の光も届かず、凄まじい水圧で、食べるものはほとんどない  …そんなところに住むいきものって? 1:海底は地球の歴史ノート ・マリンスノー、大陸の近くでは年に0.5ミリメートルくらいずつ積もる ・プレートと地層 2:海底下を掘る科学掘削船 ・科学掘削船「ちきゅう」  海上から細長いパイプをつなげて海中におろしていき、海底から深く地層を掘り進む装置が取り付けられた船  長さ210メートル、高さ30階建てのビルくらい  船内の実験室と冷蔵庫と冷凍庫  揺れがほぼ無い  富士山の天辺からふもとくらいの距離までパイプをつなげられる  海底下の堆積物の採取  “コア”の分析  昼夜の作業が交代で2カ月続く 3:高知コアセンター ・国際深海科学掘削計画(IODP)のコア保管施設 ・世界に三カ所   アメリカ:テキサス、ドイツ:ブレーメン、日本:高知 ・施設は4℃に保たれ、世界中の研究者からのリクエストにこたえサンプルを送っている ・コアの分析データをとりおえるまでが、掘削航海 ・研究設備  ナノシムス、電子顕微鏡、クリーンルーム、摩擦試験機 4:海底は意外と天国?! ・海は広く深い ・平均水深約3800メートル ・200メートルより深い海を深海という ・深海に住む生物  熱水噴出孔(チムニー※えんとつ)のまわり  ←二酸化炭素からメタンを作って栄養にする微生物   ←これらを食べる動物プランクトンや小さなエビ    ←これらを食べる大きな生物  深海の泥の中  ←底生生物…マリンスノーは栄養豊か  海底下には?    5:プロの研究者になる  ・生きて活動していることの不思議を探究する ・海底下の微生物の発見 1990年代から2000年代にかけて 6:海底下の生き物を探す方法 ・海底下の泥の中にいる微生物を数えよ ・重たい水 ・“だれがやっても同じ結果が得られる” 7:想像できない暮らしかた ・「ポイント・ネモ」   地球上でもっとも陸地から離れた地点   海の水の透明度がもっとも高い   ←マリンスノーが少なく地層の出来るスピードが遅い    一億年前の地層から微生物発見! ・生きているというより、死んでいない ・分裂する生物の年齢 終わりに ・微生物たちはどこからきて、どのように進化していくのか ・限界探し

Posted by ブクログ

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