商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/02/04 |
JAN | 9784088830223 |
- コミック
- 集英社
ココロのプログラム(01)
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ココロのプログラム(01)
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
この話はいつか本当にこの世の中にありそうな話でとてもいちごちゃんも可愛くてホッコリしたりソワソワしたりとても面白くて大好きな漫画です!
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男子小学生の家にロボットがやってきて一緒に暮らす事に……なんて導入だと『ドラえもん』を想起してしまう。あちらは男同士だから兄弟・悪友な関係性を築いたけど、こちらは男と女。単純な関係には成り得ない それでも出会った当初は小学生だったから色恋には発展せず家族として暮らしていけた。でも...
男子小学生の家にロボットがやってきて一緒に暮らす事に……なんて導入だと『ドラえもん』を想起してしまう。あちらは男同士だから兄弟・悪友な関係性を築いたけど、こちらは男と女。単純な関係には成り得ない それでも出会った当初は小学生だったから色恋には発展せず家族として暮らしていけた。でも、いつまでもそんな状態が続くわけがないんだよね 面白いのはロボットであるいちこを送り込んだ組織はそういった色恋に発展する事態を望んでいたのではないかという点。10歳前後の子供が居る家に異性のロボットを送り込んで5~8年過ごさせる。その状態で何も起きないと想像する方が異常 いちこを送り込んだ男性が言っていた”心のプログラム”、これは一体何を目指した代物なんだろうね 背景にはそういった腑に落ちない点を含みつつも、ストーリー自体は非常に丁寧に、そして優しさに溢れた空気感で進行していくね どこかポンコツないちこ、彼女がまるで喪われた父親の穴を埋めるかのようにを家庭内に受け容れられた為にむくれる九、そんな彼に戸惑い合わせる顔が無くて彷徨ういちこ そんな二人を結びつけたのは生来の素直さかな。嫌な事が有るとすぐ態度に出るし、嬉しい事が有ればそれを表情に出さずにいられない。いちこだけでなく九にもそういう傾向があるから二人は家族として結びつけた この事態は元々距離の近い幼馴染であった愛を焦らせるものになっているね 愛の友達はいちこと九の現状を見て、家でも学校でも一緒だったら好きになっちゃうと発言をするけど、これは愛にも少し当て嵌まるんだよね 家は隣でよく一緒に遊んでいる。そうする内に九を好きになった。愛がそういう道筋を辿ったのだから、九といちこもそういう道筋を辿ると想像してしまうのは何らおかしな事ではない。おまけにキスする場面まで見てしまうし ここでもいちこの素直さが活きてくるね。憎たらしいライバルではなく、いちこも良いお隣さんに成るから愛はいちこを受け容れてしまう ただ、そうやって家族のような関係として始まってしまったから将来的に訪れるこじれが問題になってくるんだろうけど 「好き」を確かめる為の手繋ぎ ごく自然に助ける為に手を繋いだ九と愛、独りで無いと感じる為に手を繋いだ九といちこ。ここでの感覚の違いがそのまま3人のこれからを示しているね そうやって淡い初恋物語が始まっていくのなら少年期の物語として成立する。けれど、いちこはロボットなわけで…… どうやら次巻から新たなロボットも物語に加わるようだし、本作はこれからどのような表情を見せてくれるのだろうか?
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絵が。絵が。絵が。。。!綺麗すぎる。人物は然ることながら、風景や何気ない日常の静止図や自然が写真のように本格的で本から浮かび上がってきそう。丁寧に描きあげて丁寧に創作した漫画だということがしっかり伝わり、それが心の深淵まで届く。ロボットの心の成長をテーマに描かれるラブロマンスで、...
絵が。絵が。絵が。。。!綺麗すぎる。人物は然ることながら、風景や何気ない日常の静止図や自然が写真のように本格的で本から浮かび上がってきそう。丁寧に描きあげて丁寧に創作した漫画だということがしっかり伝わり、それが心の深淵まで届く。ロボットの心の成長をテーマに描かれるラブロマンスで、ロボットと人間との三角関係が淡くて甘酸っぱい。次巻は中学生編。良きだったから10巻くらいまでは余裕で続いて欲しい。。。
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