商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2022/01/19 |
| JAN | 9784150414917 |
- 書籍
- 文庫
サバイバー 新版
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サバイバー 新版
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
所謂「キモくて金の無いオッサン」文学ではあるんだけど割とカタルシスがある。 「繋がれなさ」とか「分かり合えなさ」みたいな文学的なテーマを、卑近で猥雑な全然文学的じゃないモチーフで表現するのが上手な作家だよね。 『二十日鼠と人間』とか『地下室の手記』みたいな古典だと完成された「キ...
所謂「キモくて金の無いオッサン」文学ではあるんだけど割とカタルシスがある。 「繋がれなさ」とか「分かり合えなさ」みたいな文学的なテーマを、卑近で猥雑な全然文学的じゃないモチーフで表現するのが上手な作家だよね。 『二十日鼠と人間』とか『地下室の手記』みたいな古典だと完成された「キモいオッサン」として登場するけど、このキモいオッサンがどうやって形成されて行ったのかを掘り下げる点と童貞に重点が置かれるのが現代的な気がする。 大人に成れずに歳だけとってしまったキモいオッサンが失われた成長期を取り戻す話としては、『こうしてお前は彼女にフラれる』もそうだな。
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「あのファイト・クラブの作者」と説明するのが一番分かりやすいパラニューク。 しかもこの本はファイト・クラブ映画公開と同い年に発表されたから、微妙に共通点を感じるし、探してしまいます。 パラニュークの作品を読んでいていつも思うのが、アメリカのオルタナ世代の閉塞感やダウナーな感情を...
「あのファイト・クラブの作者」と説明するのが一番分かりやすいパラニューク。 しかもこの本はファイト・クラブ映画公開と同い年に発表されたから、微妙に共通点を感じるし、探してしまいます。 パラニュークの作品を読んでいていつも思うのが、アメリカのオルタナ世代の閉塞感やダウナーな感情をよくもここまで文章化できるなあという驚きです。 翻訳家の方のセンスもあると思うのですが、小気味良いリズムで繰り出される下品なフレーズが、高尚な言葉遊びのように感じられるんですよね。 時間を置いてからまた読みたい1冊でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ハイジャックした飛行機が墜落するまでの間、カルト教団で生まれその後社会生活を送った自身の半生をブラックボックスに語る。P443から始まりP1で終わる。比較する世界がなければ疑問も生じず幸せに生きられるけれど現実にはあり得ない。世界を知ることは生死にも強く影響するのに価値観をゼロから構築し直すのも無理。経験を手放すことはできないと思うとちょっと怖い。でも赤裸々に語り切るということは癒しなのかもと思った。もし彼が生き残ったとして、その後の物語は面白そうじゃないところが面白いな。
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