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サバイバー 新版 ハヤカワ文庫NV
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サバイバー 新版 ハヤカワ文庫NV

チャック・パラニューク(著者), 池田真紀子(訳者)

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サバイバー 新版 ハヤカワ文庫NV

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/01/19
JAN 9784150414917

サバイバー 新版

¥605

商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2023/10/16

とにかく内容が濃い上状況が目まぐるしく移り変わり、飽きる暇がない。 あることないこと言うメディア、金のために「僕」にたかるケースワーカー、とにかく人の醜さが見れる1冊だった。

Posted by ブクログ

2023/06/19

2023.06.19 ちょっと難解。適当に読み進めることはできない。 この本の凄いのは、書かれたのが20世紀であるということ。9.11よりも前であるということ。 最近書かれた本と言われても違和感ないくらい未来を見通しているのは凄いと思う。

Posted by ブクログ

2023/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カルト宗教の最後の生き残りが自身の半生を独白します。 わずか三分半の差で長男になり損ねたことで、彼は教義により、子を成せず教会の奴隷として労働に一生を捧げ、何者にもなれない、と決めつけられていたはずでした。 しかし、彼は教会の生き残りになってしまう。 ケースワーカーとエージェントを得てしまう。 予言者・ファーティリティと出会ってしまう。 それは運命か否か。読後に考えさせられます。 生い立ちは彼自身の選択ではありません。でも、その後の人生は?選択の余地もこれまでの人生からの転換も、十分にあり得たと思います。 結果として、彼は他者に人生を委ねようとしました。それこそが選択であるにも関わらず。 教会の洗脳に従い、ケースワーカーによるDSMに基づいた診断を求め、エージェントのプロデュースに任せ、最後には予言の実行者に名乗りあげていました。 彼は、死に方だけは自分で選ぼうとしていたのだと思います。何度も自殺を思い止まった。兄に殺されるのを恐れた。 ハイジャック犯として独りフライトレコーダーに語りかけることが、運命だったのか自由意志によるものだったか、そして遂げられたのかどうか。読み終えても判然としません。 この手放しに委ねられる不安感と問い。彼の独白を読まされてきた最後に突きつけられ、物語を普遍的なものにしています。 ここまで過激な人生でなくとも、日々暮らす中でふと運命だとか宿命だとか、始めからこうなることが決まっていたのかなと思ったり諦めたりする瞬間があります。 環境や条件によってパターンはあるにしろ、身の上に起こったことを自分の意志で選択した結果なんだと思えたとするならば、それは幸せなことかもしれません。

Posted by ブクログ

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