商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/01/08 |
| JAN | 9784480437969 |
- コミック
- 筑摩書房
書痴まんが(文庫版)
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書痴まんが(文庫版)
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商品レビュー
3.6
14件のお客様レビュー
三宅香帆「なぜ働いていると本を読めなくなるのか」は読書と働き方の歴史を二重螺旋のように絡め合いながらひもとく視点の新しさに驚く本でした。この新書が新書大賞2025を受賞したことを含め、なんだか「本を読む」という行為への光の当たり方が強くなっている気がします。ちょうど今、目の前でオ...
三宅香帆「なぜ働いていると本を読めなくなるのか」は読書と働き方の歴史を二重螺旋のように絡め合いながらひもとく視点の新しさに驚く本でした。この新書が新書大賞2025を受賞したことを含め、なんだか「本を読む」という行為への光の当たり方が強くなっている気がします。ちょうど今、目の前でオンエアしている番組ではブックホテルが取り上げられているし、NHKのEテレでは「心おどる あの人の本棚」という番組も始まってます。一方で町の本屋さんの閉店のニュースもなんか日々見ている気がします。この光と陰の入り混じった状況は、本という存在が社会的共通項をつくる役割から個人的アイデンティティをつくる役割に変化していることを反映しているのではないか?と妄想したりしています。しかし本が個人の支えであるのは今に限ったことではなく、ずっと人は本という魔法に魅了されてきたことを表す漫画集が、この文庫です。西村ツチカの「きょうのひと」とか2020年の作品だけど登場人物は三宅香帆その人みたいです。考えてみれば本書の題名になっている「書痴」という言葉は生産性が猛威を振るう世界の外にあるかもしれません。本があるから痴ることが出来る、痴るためには本が必要だ…このアンソロジーを読みながらそんなことを考えました。
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朝日新聞の書評で南信長氏の文章にひかれて購読。 こちらの知識不足で理解が浅かった結果★2 まんがが、大学で学部をつくり、博物館もできて久しい。それが、つい半世紀前は社会的地位が低かったことを思い出した。
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本をめぐる怪奇譚や奇妙なファンタジーを収録。『ビブリオ漫画文庫』に続く第二弾アンソロジーです。書痴なら「分かる、分かる」と納得してしまうシーンが幾度も出てきて面白い。仕事の休憩に本を読み漁る話、西村ツチカ「きょうのひと」水木しげる「巻物の怪」が特にお気に入り。
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