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集まる場所が必要だ 孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 英治出版 |
発売年月日 | 2021/12/25 |
JAN | 9784862763075 |
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集まる場所が必要だ
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
エリッククリネンバーグ 「 集まる場所が必要だ 」 社会的インフラをテーマとした社会学。図書館や運動場など多くの世代が 集まる場 を取り上げている。パブやカフェなど社交の場を取り上げたオルデンバーグ「サードプレイス」より政策提言的 SNSなどオンラインのコミュニティに...
エリッククリネンバーグ 「 集まる場所が必要だ 」 社会的インフラをテーマとした社会学。図書館や運動場など多くの世代が 集まる場 を取り上げている。パブやカフェなど社交の場を取り上げたオルデンバーグ「サードプレイス」より政策提言的 SNSなどオンラインのコミュニティに対しては批判的。社会の分断を避けるために、物理的な場の必要性を説いている。たしかにテクノロジー企業の目的は 広告料であって、社会の分断を解決する手段は持っていない 「図書館は、人は自分を向上させることができる という前提に基づいて運営されている」というのは、事実だと思う
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以前から漠然と感じていた「貧困地区は一律リスクあるのか?」という疑問が、スッキリ解決しました。コミュニティを作るための環境を作るのは大事。自分も何らかお役に立ちたい。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インフラには物理的(橋や道路、電力、通信など)と社会的(図書館、学校、公園など)に分けられ、本書では後者の、人々の交流を生む場である『社会的インフラ』の重要性について論じられている。 社会的インフラが衰えると、人々が公共の場で過ごさなくなり、自宅に籠る時間が増え、社会的ネットワークが弱くなる。犯罪が増える。高齢者や病人の孤立。若者の違法薬物使用。社会に対する不信感、などにつながるとのこと。 これは社会的インフラにあたるのかな?と身の回りで、置き換えて考えてみると面白い。生身の人間関係は億劫だと感じていたけど、無意識のうちに癒されたり、人との会話が心の健康に繋がっている感もある。 興味深い点 ●図書館がいかに可能性に満ちている場所か ●植物(緑)や景観が犯罪を抑止する効果があるという様々な研究結果 ●歴史的な人種問題の影響、映画バーバーショップの話(P225) ●人間関係の構築には基本的には、物理的空間における繰り返しの関わりが必須だが、使い方によってはインターネットはマイノリティ同士の結束や、本来なら分断されるかもしれない人同士の架け橋になる側面もある(P243) ●子どもが公園で学ぶ民主主義(P195) 社会的インフラの例 ・図書館、学校、公園、教会、地下鉄 ・学校、託児所の送り迎えの保護者やりとり ・ビアガーデン(ドイツ)、カフェ(フランス)、居酒屋、カラオケバー(日本)、温泉(アイスランド) ・サッカーの少年クラブなど家族ぐるみ ・様々な市民活動のコミュニティ
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