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パラコンシステント・ワールド 次世代通信IOWNと描く、生命とITの〈あいだ〉
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パラコンシステント・ワールド 次世代通信IOWNと描く、生命とITの〈あいだ〉

澤田純(著者)

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パラコンシステント・ワールド 次世代通信IOWNと描く、生命とITの〈あいだ〉

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2021/12/24
JAN 9784757104006

パラコンシステント・ワールド

¥1,980

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2023/05/08

NTTの澤田社長が、次世代通信IOWNが切り開く未来像を、外部有識者との対談形式で語っている本でした。対談形式ですのであっと言う間に読めますし、生物学者、哲学者、人類学者などとの議論はなかなか興味深く読みました。 表題にもなっている「パラコンシステント」という言葉ですが、コンシ...

NTTの澤田社長が、次世代通信IOWNが切り開く未来像を、外部有識者との対談形式で語っている本でした。対談形式ですのであっと言う間に読めますし、生物学者、哲学者、人類学者などとの議論はなかなか興味深く読みました。 表題にもなっている「パラコンシステント」という言葉ですが、コンシステントとは首尾一貫していることで、それがパラになっている、つまり複線化した首尾一貫性=世界の多様性をそのまま受け止める社会、というニュアンスになるわけです。A氏にとっての首尾一貫性とB氏にとっての首尾一貫性は違いますが、これまではどちらかというと供給側の論理で首尾一貫している商品・サービスが提供されてきました。NTTがIOWNで目指しているのは、そうではなく需要側、利用側の多様な首尾一貫性に対応する、ということになるわけです。 その他にも本書では「self-as-I」から「self-as-We」(我々としての自己)というような概念も提示されています。これが良い意味で進むのならば、それは仏教的に言うところの小乗から大乗への進化と言ってもよいでしょう。そうではなく、より一層の衝突を生み出すような、良くない意味でのself-as-weというシナリオもありうるのではないかとは感じました。マルクス・ガブリエルは「つながり過ぎた世界の先に」という本を出しましたが、トレンドとしてself-as-weのような世界観が今後強まるとは思いつつ、それが善い世界となるか悪い世界になるかは紙一重ではないかと思います。 個人的には本書で議論されていることに共感しましたし、NTTのような社会のインフラを担う企業がそのような社会を目指していることに強い安心感を持ちました。他方このような未来像の危うさというか逆の面を論じるとすれば、あまりに受身的、他律的ということでしょうか。つまりこのような未来像の中ではNTTはもはや空気のような存在であって、無我の存在になっているだろうということです。NTTのようなインフラ企業であればそれもよいとは思うのですが、個人的には人間臭い企業、つまり消費者の思いを受け止めるというよりも「こういう世界を作りたい」という強い思いを発する企業も同時に多数存在していてほしいとは思いました。

Posted by ブクログ

2022/08/06

「パラコンシステント」の本質が語られるのが終盤で、そこは結構共感したりします(壮大な話なので完全に追い付けてはいないですが)。 それまでは、おじさん方が哲学の話をしている本と言っても良いかもしれませんw そういうのを楽しむ本でもあるのかなと思いました。

Posted by ブクログ

2022/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デジタルツインとIOWNの話だったと思うが、読んだときに感想を書くことを失念してしまったため、ほとんど忘れてしまった…

Posted by ブクログ

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