1,800円以上の注文で送料無料
ラカンと哲学者たち
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1215-02-10

ラカンと哲学者たち

工藤顕太(著者)

追加する に追加する

ラカンと哲学者たち

2,200

獲得ポイント20P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2021/12/22
JAN 9784750517230

ラカンと哲学者たち

¥2,200

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/09/28

面白い本だった。 ラカンが中心にいるのは間違いないけど、ラカン自体はそれこそ分析家として聞き役に徹していて、主体は召喚されてくる哲学者達という感じの構成。 プラトンの饗宴を読む3章が特に好きで、自分が一度読んだ時は各人の演説内容に気を取られてしまっていたけど、ラカンの読みを通すと...

面白い本だった。 ラカンが中心にいるのは間違いないけど、ラカン自体はそれこそ分析家として聞き役に徹していて、主体は召喚されてくる哲学者達という感じの構成。 プラトンの饗宴を読む3章が特に好きで、自分が一度読んだ時は各人の演説内容に気を取られてしまっていたけど、ラカンの読みを通すと、アリストファネスのくしゃみとか、パイドロスやパウサニアスが普遍的な愛を語るようでいて、今自分が投じているこの愛の擁護をしているとか、演説内容以外のレイヤーもかなり緻密に構成されていたことがわかって面白かった。 ソクラテス=ディオティマの演説の後に、アルキビアデスの乱入が加えられることの必然性も何となくわかった。ソクラテスは美のイデアへと導く存在ではなく、謎なのであり、そのことによって支配的な物語をアルキビアデスに与えるのではなく、物語から目覚めることを教える。 欲望は際限がなく、ゴールとしての現実の対象がない。無知と知の間で絶えず知を求め、その過程で子をなすことが、愛だというなら、自分が幻想として欲望のゴールになることも許されない。 独立した自我理想を持つことは、究極的な美のイデアが現実化することはないという認識に至ることで、可能になるのではないか。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました