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暇と退屈の倫理学 新潮文庫
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暇と退屈の倫理学 新潮文庫

國分功一郎(著者)

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暇と退屈の倫理学 新潮文庫

990円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/12/23
JAN 9784101035413

暇と退屈の倫理学

¥990

商品レビュー

4.2

737件のお客様レビュー

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2024/12/10

より多くの人に読んでほしい良質な哲学書。

2024年12月読了。

ずーっと気にして買っていたのに、中々手が伸ばせずに積ん読状態だったのだが、数年前にTVでオードリーの若林さんが称賛していたのを見て興味が湧き、読み始めたのだが、自分はうつ病を患っており、その時は具合が悪く途中で手を止めてしまった。
その...

2024年12月読了。

ずーっと気にして買っていたのに、中々手が伸ばせずに積ん読状態だったのだが、数年前にTVでオードリーの若林さんが称賛していたのを見て興味が湧き、読み始めたのだが、自分はうつ病を患っており、その時は具合が悪く途中で手を止めてしまった。
その後::(つい最近だが)思うところがあり、改めて初めから読み返したところ、夢中に成る面白さで、半日弱で読み終えてしまった。
哲学書でこんなに読み易い本は、早々お目に掛かれない良書だと思った。そして若い読者にも理解しやすい書き方で、現国のテキストに使われたのも頷ける内容だった。

中身を多くは語るまい。読み終えた人だけが、感想をスタート地としてそれぞれに思考を進めていければ良いのだ。

恐ろしく単純に云うとしたら、凸凹の「凹」の真ん中(低い所)に居ると思っている人達に、「そうじゃないんだよ、貴方の居る(べき)場所は、実は凸(の高い所)なんだよ。だから『暇や退屈』なんかに右往左往しないで世の不条理に惑わされず、絶えず『学ぶ』ことが一番大事なんだよ!」という、素晴らしく明快な答えを教えてくれる良書だと云う事だ。
と言っても、コレは読んだ人なら分かる、いや、読んだ人にしか意味が分からない感想かもしれないけどw。
補編の『痛みについての考察』は、心の痛み(うつ病)を抱える身の自分にもヒットする部分を感じて、とても嬉しかった。再読して、この病と闘っていこうとも強く思った。

國分先生、病と立ち向かう勇気を貰えました。ありがとうございました。

左衛門佐

2026/10/07

大きな物を得ることができた。 ①まずは自分という人間がどういう人間なのか本を通し、発見する事だできた。私は答えを自分で見つけたい人なんだと。ここは散々馬鹿にされてきた印象がある。決して、意見が無いわけではない。言葉に出来ないし、会話のやり取りが苦手、頭が追いつかない。デメリットも...

大きな物を得ることができた。 ①まずは自分という人間がどういう人間なのか本を通し、発見する事だできた。私は答えを自分で見つけたい人なんだと。ここは散々馬鹿にされてきた印象がある。決して、意見が無いわけではない。言葉に出来ないし、会話のやり取りが苦手、頭が追いつかない。デメリットも理解できたが、それは特定の相手に成り立つ事。文面で見る事の強みが発見できた事。 ②①を知る事で自分の足元を見れた事と、今まで消費に使った時間、本が浪費に変わりつつある現在。それが見えてきたからこその新たな道、新たな取り組みなども見えてきた。 ③暇と退屈の倫理学すら、難しいと感じていた内容を、自分の日常に置き換え、尚且つ自分なりの解釈に至り、そして、読破できた事。 ④人生の中で新たな哲学書の読書という素晴らしい瞬間に立ち会える事。そして、次々と面白い本が出てきた事。今も2時間は没頭して読書してました。 ⑤自分の中の違和感を無視し続け、社会生活を通し、奴隷になるような時間を過ごしてきた事を知る事ができた。 ⑥明確に自分がこれが好きだと言える哲学書と音楽、ファッション、メガネなど、自分の考え方を表した物を知っている事。 という単純に面白かったとかいう話ではないくらい素晴らしき本だったと思います。 兎に角、読んで頂きたい。 次は 人生にコンセプト 澤田智洋 を読みます。

Posted by ブクログ

2026/10/07

暇と退屈という、日常にありふれているかつ、似た概念の2つを 7つの観点(章)で多角的に考察した本。 著者が哲学者だから、ハイデッガーとか、ボードリヤールとか マルクスとかを持ち出して哲学的に考察を深めていくのは自然な流れと 思われるが、映画『ファイト・クラブ』を「退屈であるが暇...

暇と退屈という、日常にありふれているかつ、似た概念の2つを 7つの観点(章)で多角的に考察した本。 著者が哲学者だから、ハイデッガーとか、ボードリヤールとか マルクスとかを持ち出して哲学的に考察を深めていくのは自然な流れと 思われるが、映画『ファイト・クラブ』を「退屈であるが暇でない」 ことの題材に使ったり、動物学者のユクスキュルの観世界を使って 動物との違いを説明したり、こういう見方もできるのかと発見の連続。 最後まで読んでいくと、ネガティブな響きのある「暇」という言葉が、 とても贅沢なものと感じられる。そして、その「暇」を退屈せずに 楽しむためには、文庫版のあとがきに「この本の結論の一つは勉強の 効用である」(p508)と書いてあるとおり、それなりの訓練も必要と いうことが多少理解できる。 とはいえ、1・2度、通読した程度では、理解したとは言い切れない。 何度も読むなかで、自分なりの時間の使い方、しいては自分らしい生き方を 考えるための覚悟を与えてくれる、そんな本かなと思う。

Posted by ブクログ

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