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短編ミステリの二百年(vol.6) 創元推理文庫
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短編ミステリの二百年(vol.6) 創元推理文庫

アンソロジー(著者), ジョイス・ハリントン(著者), ルース・レンデル(著者), ウィリアム・バンキア(著者), クリスチアナ・ブランド(著者), 小森収(編者), 白須清美(訳者)

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短編ミステリの二百年(vol.6) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/12/20
JAN 9784488299071

短編ミステリの二百年(vol.6)

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2023/05/10

評論も収録された海外ミステリアンソロジー最終巻。この巻が一番好みの作品が多かったかも。 クリスチアナ・ブランド「ジェミニ―・クリケット事件」って2パターンあったのは知りませんでした。私が読んだことがあるのは「招かれざる客たちのビュッフェ」に収録されていたので、イギリス版ですねたぶ...

評論も収録された海外ミステリアンソロジー最終巻。この巻が一番好みの作品が多かったかも。 クリスチアナ・ブランド「ジェミニ―・クリケット事件」って2パターンあったのは知りませんでした。私が読んだことがあるのは「招かれざる客たちのビュッフェ」に収録されていたので、イギリス版ですねたぶん。そしてこっちの方がラストがずしんと来る感があって好きです。 ジョイス・ハリントン「終のすみか」が凄かったなあ。居場所を奪われるリリアンの悲痛な思いは感じながらも、しかし彼女の取った手段には驚愕でした。一番大事なものが何なのか、それは人それぞれなのでしょうが。これは思いもよりませんでした。 「終のすみか」もそうだし、ルース・レンデル「しがみつく女」、パトリシア・ハイスミス「またあの夜明けが来る」など、読んでいて気分がどんどん暗くなってくる、だけれど読むのがやめられなくなるような物語が多かった印象です。ジェフリイ・ノーマン「拳銃所持につき危険」も嫌な話で、最後はさっぱりするかと思ったらそうでもないのですよね。だけれど文句なく面白い作品ばかりでした。

Posted by ブクログ

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