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ヒトの壁 新潮新書933
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ヒトの壁 新潮新書933

養老孟司(著者)

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ヒトの壁 新潮新書933

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/12/17
JAN 9784106109331

ヒトの壁

¥858

商品レビュー

3.9

55件のお客様レビュー

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2025/08/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

【一言まとめ(キャッチフレーズ風)】 この本は、「効率化された社会の中で、人間らしさや関係性の本質を見つめ直す」ことを教えてくれる一冊でした。 --- ③【要約(内容の流れ・ポイント)】 本書は、大きく分けて以下の3つのポイントで構成されています。 1. **効率化社会への警鐘**  → 著者は過去の失敗から気づいたこととして、効率化された社会において、人の話をじっくり聞く場は非効率と断じてしまう危険性を警告しています。現代社会では「役に立つ」「儲かるかどうか」が重視される傾向がありますが、その中で「ただいるだけの存在」に癒しを求める人が多い理由についても深く考察されています。 2. **他者との距離感の難しさ**  → 著者は過去において、他者との距離感を間違えることが多かったと振り返ります。二人称関係(あなた、君)で聞くことで信頼関係を得ることができるが、相手に取り憑かれやすくなるという指摘は、人間関係の複雑さを端的に表現しています。小児科医の母親が決して我が息子を診断しなかったエピソードも、3人称で判断できず診断結果にぶれが出ることを理解していたからだと解説されています。 3. **日中文化の認識の違い**  → 日中友好が困難な原因について、自然の中に人間があると感じる日本人と、人間を中心に考える中国人の認識の違いにあるとする解説は、これまで気づかなかった視点です。この文化的な違いが、両国の関係性に大きな影響を与えていることが語られています。 --- ④【読んで感じたこと・自分の意見】 特に心に残ったのは、「なるべくしてなった」という著者の言葉です。 私たちはつい「あぁすればこうなる」と社会を構築しがちですが、実際には多くのことが必然的にそうなったのだと気づかされました。この指摘は、理屈に囚われている自分の頭の固さに気づかせてくれました。 また、効率化された社会の中で「ただいるだけの存在」に癒しを求める人が多いという観察も印象的でした。役に立つかどうかが重視される時代だからこそ、何も求めずにただそこにいる存在の価値が改めて見直されているのだと感じます。 二人称関係の話も非常に興味深く、信頼関係を築くことと相手に取り憑かれることの境界線の難しさを実感しました。小児科医の母親のエピソードは、客観性と親密性のバランスを考える上でとても参考になります。

Posted by ブクログ

2025/07/10

養老氏の少し投げやりな理屈っぽい話に魅力を感じる。 本作に書かれている氏の生い立ちを読み、魅力の根源を知れたように感じた。

Posted by ブクログ

2025/06/22

バカの壁より読みやすい  コロナ禍、ご自身の病気、愛猫まるの死、そういった出来事を経て考えた、先生の人生論。養老先生の本は、ただ生きているより、いろんなことを考えて生きていったほうが絶対いいよな、と思わせてくれる(当たり前なんだけど)。

Posted by ブクログ