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六花城の嘘つきな客人 集英社オレンジ文庫
682円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/12/17 |
JAN | 9784086804257 |
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六花城の嘘つきな客人
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
白洲梓さんが好きなので読みました。期待を裏切らず、チャラ男と1人娘ゆえに男装している女の子の恋愛でした。王道恋愛小説読みたい時だったので染み渡りました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初恋は実らない。 15歳のシリルは勿論のこと、男装姫のブランシュも。 ブランの失恋は予定調和ではあるので予想できていたが、意外だったのは、彼女を振る相手の顛末。 それが発覚した場面では、登場人物たちとともにこちらも随分呆気にとられた。 まさかすぎた。 想い人と結ばれるのは、奇跡的な幸運が必要なのかもしれない。 シリルとブランも。 シリルは借金まみれの女たらしのどうしようもない奴。 ブランは領主の一人娘ということで、男装して男として振る舞い、男の跡継ぎに恵まれなかった父のそばにいた。 そして、お互い別の人を狙っているところからのスタート。 ただ互いに互いを見ていなかったからこそ、最初の印象は最悪だったのに、どんどん戦友のような状態に。 自覚はシリルの方が多少早かった。 場数の違いかな。 そんな二人が決定的に自覚したのは、離れてみて、裏切りのような光景を見てからだ。 やはり一度俯瞰の状況を入れないと、冷静になる期間がないと、見えない真実もある。 シリルは改心して真面目に働くようになり、ブランは男装をやめて女性らしく振舞うように。 そうしてからの再会。 結局初回時のような喧嘩からの逆転劇、「時計の魔法」の効果もあってたまらない場面になっている。 苦労してようやく手に入れた恋心、大切にしてほしい。
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