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自己肯定感という呪縛 なぜ低いと不安になるのか 青春新書INTELLIGENCE
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青春出版社 |
発売年月日 | 2021/12/02 |
JAN | 9784413046398 |
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自己肯定感という呪縛
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自己肯定感という呪縛
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
最近「自己肯定感」という言葉を本当によく目にするし、自分の子どもにも自己肯定感の高い子になってほしいと何の疑いもなく思ってた。そんな中、図書館の特集コーナーで本書のタイトルを見て、気になって手に取った。 考えが覆されるかなと期待していたけど、正直、あまり頷ける部分がなかった。 ...
最近「自己肯定感」という言葉を本当によく目にするし、自分の子どもにも自己肯定感の高い子になってほしいと何の疑いもなく思ってた。そんな中、図書館の特集コーナーで本書のタイトルを見て、気になって手に取った。 考えが覆されるかなと期待していたけど、正直、あまり頷ける部分がなかった。 例えば、「成長途上では、自分の現状を乗り越えようとする姿勢や向上心を持つことの方が、安易なる自己肯定より大事。」という著者の主張があるが、ちょっと引っ掛かった。 自己肯定感と向上心は両立すると思う。むしろ自己肯定感という土台があった上で為せることなんじゃないかなと思った。自己肯定感がないと打たれ弱くなる気がする。(自分がそう。) 自己肯定感は他者の期待に応えたり、社会からの承認が得られてできるものという主張も、あまり納得いかなかった。第三者が介入することなく、自分を受け入れてあげられることが自己肯定感かと思っていたので。。 ひょっとしたら、まだ登場したばかりの概念で、定義が人によってまちまちだったりするのかもしれない。 一方で、自己肯定感の評価指標は問題は興味深かった。日本は欧米と比べて自己肯定感が低くなるという評価結果になっているらしいが、そこには謙遜を美徳とする日本人的価値観だったり、極端な解答を避ける性質が影響しているとのこと。 意外と日本人は、見えない部分の自己肯定感は、実はそんなに低くないじゃないかという見方は面白いなと思った。それが本当なら確かに、自己肯定感が高いとされる欧米のやり方を、焦って模倣する必要はなさそう。 自分の思い込みを、また別の角度から見れたという意味では、いい読書だった。
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著者の持論が私には合わなかった。 自己肯定感を否定しているのに、「真の自己肯定感」はこうして育まれるという結論の仕方をしているのは結局何が言いたいのかと疑問に思う。 結局昔は良かった、今の子供は軟弱だと言いたいだけなのでは?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とにかく自己肯定感を高めれば良いと言う風潮に疑問を持っていたところに、この本に出会った。 本当は力がないのに「自分ならできる」「僕はすごい」といった空想の自信は、ただのナルシズムであり、不安なことはやらない、自分に固執するといったようなマイナス効果を生む。 日本人は謙虚な姿勢をもつことが良しとされる間柄の文化であり、欧米のような自己中心の文化とは異なるので、調査によって自己肯定感が低くなるのも当然である。 本書にもあるように、キーワードは向上心と好奇心。いろいろな体験を通して、挫折や失敗を繰り返し、粘り強さをつけていくことが大切。自己肯定感が低いということは、現状に満足していないということ。言い換えると、理想の自己に向かって、頑張ろうという思いを持っているということ。そう思っていろいろな経験をしているうちに、自己肯定感は自然と高まってくるはず。 僕も向上心と好奇心は人並みにある。 人として、教師として、さらに高みへ!
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