商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/11/18 |
JAN | 9784065263358 |
- 書籍
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関口宏・保阪正康のもう一度!近現代史 戦争の時代へ
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関口宏・保阪正康のもう一度!近現代史 戦争の時代へ
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
関口氏と保阪氏の対談で進んでいく一冊。 わかりやすくて大正〜昭和史をザックリ知りたい人にはオススメの一冊。 教科書には載らない話などもちらほらで、「尼港事件」(ロシア革命時、出兵していた日本に対しロシアのパルチザンが日本人を虐殺した事件) なんかはお恥ずかしながら全く知らなかった…。 教科書にも載せるべきだと思うんやが。 大正天皇と昭和天皇の話も良かった。 体調を崩されてから、昭和天皇が摂政として務められてたらしいけど、 やっぱり天皇にも自分なりの権威というものがあるんやね。 摂政としての仕事をどこまでやっているか、という点をすごく気にされていたエピソードに納得でした。
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大正初めから2・26事件までの歴史を解説 西暦ではなく和暦で事件の時期が説明されており、大正期は諸外国の動きに対して国内政治家がどう動いたかを中心に、昭和期は陸軍、特に関東軍の暴走ぶりを中心にされている。 教科書を読んでも分かりづらい経緯が丁寧に説明されていて読みやすいが、関東...
大正初めから2・26事件までの歴史を解説 西暦ではなく和暦で事件の時期が説明されており、大正期は諸外国の動きに対して国内政治家がどう動いたかを中心に、昭和期は陸軍、特に関東軍の暴走ぶりを中心にされている。 教科書を読んでも分かりづらい経緯が丁寧に説明されていて読みやすいが、関東軍の動きの理由があまり説明されていない(考え方が合理的でないことを前提に論じられていることが理由なので仕方ないのかもしれない)ので、説明が平板に思えて教科書の副読本を読んでいる気分で読み進めていた。 大正デモクラシーを含め、政治家や軍以外の人たちの考え方も分かりづらく、当時の歴史から現代の政治を批判する素材は見つけやすい。軍組織内部の統制、文民統制の大切さがよく分かる。 クーデター(未遂)や紛争が頻発するとても抑圧された社会の雰囲気だったことが容易に想像できるのに、マスコミが機能していないと一般市民としてはどうしようもないものか。
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BS-TBSで毎週土曜日正午から放映されているテレビ番組の文章版である。内容は基本的なものを時系列に追いかけていくもので平易、わかりやすいというのが本書のいちばんよいところだろうか。批判的なばかりではなく、当時の状況や人々の心理も想像したやりとりが展開されていく。 我々は歴史...
BS-TBSで毎週土曜日正午から放映されているテレビ番組の文章版である。内容は基本的なものを時系列に追いかけていくもので平易、わかりやすいというのが本書のいちばんよいところだろうか。批判的なばかりではなく、当時の状況や人々の心理も想像したやりとりが展開されていく。 我々は歴史に学ぶことを忘れないよう、本書のような記憶が欠かせないのである。
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