商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2021/11/18 |
JAN | 9784575244649 |
- 書籍
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残月記
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残月記
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商品レビュー
3.4
226件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
残月記 夜に浮かぶ月のように 冬芽と瑠香は絶望的な状況の下でお互いを照らし合っていたから長生きできたのでは。 この物語の登場人物だけでなく、 現実世界の不遇なまま一生を終えてしまう (今生では報われなかった)すべての人々が せめて異世界(来世)では幸せになっていてほしい、と願いたくなる結末だった 途中読みづらく感じたが 緻密に広げられたパーツが終盤に繋がるので諦めずに読みつづけて良かった
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月を主題とした短編が2本と長編で構成されているが、「そして月がふりかえる」では大槻高志が他人と入れ替わる奇妙なストーリーで読破後少しゾッとする感覚だった.「月景石」をこの石を中心に話が進むが、満月の明るさに全てが消滅してしまう感じを覚えた.長編の「残月記」は月昂者の実態を宇野冬芽...
月を主題とした短編が2本と長編で構成されているが、「そして月がふりかえる」では大槻高志が他人と入れ替わる奇妙なストーリーで読破後少しゾッとする感覚だった.「月景石」をこの石を中心に話が進むが、満月の明るさに全てが消滅してしまう感じを覚えた.長編の「残月記」は月昂者の実態を宇野冬芽の行動をベースに記載しているが、何故かあまりのめり込めなかった.彼らを保護施設に隔離する政策を進める下條拓の存在が不気味だった.将来の話として展開するストーリーだが、このような体制が出現することを著者は想定したのかなと感じた.月面での活動も記されていたが、ピンとこないものがあった.下條の暗殺が実行されて話はある程度集結するが、冬芽の木彫りの像が物語の後半のトピックだと感じた.
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高い文章力を持って 丁寧に書き込まれた文章 これは虜になるのも頷ける。 読後に残る 世にも奇妙な〜感は 好き嫌いがあるかな?
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