商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ナナロク社 |
発売年月日 | 2021/11/11 |
JAN | 9784867320068 |
- 書籍
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あなたのための短歌集
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あなたのための短歌集
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商品レビュー
4.6
106件のお客様レビュー
短歌の昔も今も知らない素人だけど、 これは現代の短歌たちって気がした。 シンプルで言葉の飾りは少ないけど、細やかな仕掛けとフックがある感じ。 気に入ったおまもりみたいな短歌が沢山あった。
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- ネタバレ
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依頼者からのお題に短歌を作り、封書にして届けるという素敵な個人販売企画から生まれた短歌集。 お題に対して真っ直ぐに応えた歌もあれば、 「生まれかわる」で短歌をお願いしますというお題に対し、 「水滴をまとうトマトが思い出す人間だったころの戒名」 のように、ちょっぴり斜めに応える歌もあったりと、楽しい歌集。 一番グッと沁みてしまった歌は 「ふりむけば君しかいない夜のバスだから私はここで降りるね」 ダントツでこれだった。 こんな歌を頂いてしまったら泣いてしまいそうだ。 「さくらって呼ばれるたびに突風であなたへ散ってしまいたくなる」 も素敵だった。 キュンとするし、ご自身のお名前が益々大切になりそう。 誰かの為の歌であっても背中を押されたような気持ちになれたのは、 「大きさも深さも違う花瓶にはそれぞれ似合う一輪がある」 木下さんの温かさに目が潤んでしまったのは最後の歌。 生きたいと思えるような短歌をくださいというお題に対し、 「君という火種で燃えるべきつらくさみしい薪があるんだ、おいで。」 そうそう、歌集の最後の最後に谷川俊太郎さんのお題に応えた歌も掲載されているのでお見逃しなく。
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良すぎる、こういうのに出会うとつくづく敵わないな〜と思う、たたかうの土俵にいないけれども 表現の全部がある、言葉選び描写スピード感、温度も、たまらなく好き ずっと鳥肌が立っていたしずっと半分泣きそうで居た、最後このひとで締めるのだなというところも、とても^^
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