商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
| 発売年月日 | 2021/11/10 |
| JAN | 9784623092802 |
- 書籍
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朱子学のおもてなし
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朱子学のおもてなし
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『朱子学入門』(2015年、ミネルヴァ書房)の続編で、儒教および朱子学のキー・ワードである仁・義・礼・智・信・忠・孝・性・心・経という十の概念について解説がなされています。 本書があつかう概念は、さまざまなしかたで中国思想の影響を受けてきた日本でもひろく受け入れられており、現代...
『朱子学入門』(2015年、ミネルヴァ書房)の続編で、儒教および朱子学のキー・ワードである仁・義・礼・智・信・忠・孝・性・心・経という十の概念について解説がなされています。 本書があつかう概念は、さまざまなしかたで中国思想の影響を受けてきた日本でもひろく受け入れられており、現代でもなんらかのイメージを喚起する内容をもっています。しかしその中身は、現代の日本人の理解からかけ離れていることもすくなくありません。本書ではそうした問題にも立ち入って考察がなされています。 たとえば「義」という概念は「義理人情」ということばを生み、江戸時代の日本の庶民文化のなかで重要な役割をになうことになりました。また、「信」と通じる意味をもつことばに「誠」がありますが、日本では動機の純粋さを志向する傾向が強く現われたために、「天」とのつながりのなかでこれらのことばを理解する中国思想とは異なる特色をもつことになりました。この問題をめぐっては、相良亨の『誠実と日本人』(1990年、ぺりかん社)がくわしい検討をおこなっていますが、本書でもこのような問題に目配りをしつつ解説がなされています。
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儒学には五常と呼ばれる仁・義・礼・知・信の重要な徳目が存在する。本書では、これらに加え忠や孝などの概念を取り上げ、これらの概念を孔子や朱熹たちがどのように語り、理解されてきたのかを紹介しています
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朱子学に入る前にまず儒教において欠かせないキーワードである仁・義・礼・智・信・忠・孝それぞれについて儒教が主張する意味を詳説し、朱子学での解釈との差異を解説する。そして第二部で朱子学の主張を、性・心、そして経をキーワードに解説する。このような重要なタームの意味を半端にわかったつも...
朱子学に入る前にまず儒教において欠かせないキーワードである仁・義・礼・智・信・忠・孝それぞれについて儒教が主張する意味を詳説し、朱子学での解釈との差異を解説する。そして第二部で朱子学の主張を、性・心、そして経をキーワードに解説する。このような重要なタームの意味を半端にわかったつもりで経書を読んできたのは危ういと思った。
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