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思いがけず利他
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思いがけず利他

中島岳志(著者)

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思いがけず利他

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミシマ社
発売年月日 2021/10/25
JAN 9784909394590

思いがけず利他

¥1,760

商品レビュー

4.2

97件のお客様レビュー

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2024/11/10

学者さんらしいというのかしら、1つのセンテンスに1つの意味があるというか、ブツブツと切れているような文章だったからか、少し読みづらさはあったが、意味は理解しやすかったように思う。 内容は、利他に対して深い考察がされていて納得できるものだった。 しかし、個人的には、、、 「たと...

学者さんらしいというのかしら、1つのセンテンスに1つの意味があるというか、ブツブツと切れているような文章だったからか、少し読みづらさはあったが、意味は理解しやすかったように思う。 内容は、利他に対して深い考察がされていて納得できるものだった。 しかし、個人的には、、、 「たとえ打算的な考えであっても相手にとって嬉しいことであれば(利他的であれば)、それでいいじゃないのよ!」 と思う。 偽善でもいい、相手にとって「善(=嬉しいこと)」であれば。 なんてことを想い直した一冊となった。 利他について落ち着いて考えてみたい方にはオススメです。

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2024/10/14

# 運を手で掴むような、ふわっとしていて、でも確かな利他の話 ## 面白かったところ - 「gift」に「贈り物」と「毒」という概念があり面白かった - 贈与と与格の考え方と、時間軸を交えた偶然と必然の関係性が面白い ## 微妙だったところ - 抽象的、空想的な例が多か...

# 運を手で掴むような、ふわっとしていて、でも確かな利他の話 ## 面白かったところ - 「gift」に「贈り物」と「毒」という概念があり面白かった - 贈与と与格の考え方と、時間軸を交えた偶然と必然の関係性が面白い ## 微妙だったところ - 抽象的、空想的な例が多かった点 ## 感想 歴史的名著『利己的な遺伝子』が代表されるように、利己という言葉はシンプルでわかりやすい。自分の、自分による、自分の利益をはかる行為である。 では利他とはなにか?本当に他が為に、己の下心無しではかる行為とは存在するのか?そんな疑問を抱きつつ、文字を追い進めた。 つまるところ利他とは、「他から与えられたものでありながら、時間経過とともに機能するもの」という感想を抱いた。 これはまさにジョジョ8部『ジョジョリオン』で最も重要な概念「決してこちらから追うことはできない。追わせるのは良い」というシーンと似ているなと感慨深くなった。 こちらから望み、支配や所有・統御にまで及んでしまったものは明らかに「利己」である。そうじゃなくて、どこかのタイミングで現れたものや気づきたときに、掴み取ったり拾い上げたりすることを「利他」というのだろう。 少なからず自分にもそのような体験があった。こうしてわかりやすく言語化されて文字面で対面することにとてもありがたく思う。 一歩間違えばやばい思想なのかもしれんないが、ヤバいかどうかはビブリオバトルでもして確かめてみることにする。

Posted by ブクログ

2024/09/08

先月に読んだはじめての利他、からもう少し理解を深めたくてさらにもう一冊手に取る。あ、そういうことかと腑に落ちる本。文七元結やらの解釈がなるほどなと、談志の言いたいことがこの著者を通じて理解できた。 利他とは偶然を呼び込む器になること。特別なことを行う必要はなく、毎日を精一杯生きる...

先月に読んだはじめての利他、からもう少し理解を深めたくてさらにもう一冊手に取る。あ、そういうことかと腑に落ちる本。文七元結やらの解釈がなるほどなと、談志の言いたいことがこの著者を通じて理解できた。 利他とは偶然を呼び込む器になること。特別なことを行う必要はなく、毎日を精一杯生きること。 このフレーズが印象に残る。

Posted by ブクログ

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