商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/10/15 |
JAN | 9784065238325 |
- 書籍
- 文庫
線は、僕を描く
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線は、僕を描く
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商品レビュー
4.2
205件のお客様レビュー
読み終わったあと、水墨画の実際を見たくなって、映画の方も続けて見ました。ストーリーはだいぶん変わってたけど、青山霜介役は横浜流星さんがピッタリでした。
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何個か印象に残ってる言葉たち 「失敗することだって当たり前のように許されたら、おもしろいだろ?」 →失敗したらどうしようって考えは、ほんとに怖いし首を絞めるもの。後輩や子供を育てる時に、失敗してもいいからどんどんやろうって言える人間になりたい 「少なくとも今日は楽しかった。そ...
何個か印象に残ってる言葉たち 「失敗することだって当たり前のように許されたら、おもしろいだろ?」 →失敗したらどうしようって考えは、ほんとに怖いし首を絞めるもの。後輩や子供を育てる時に、失敗してもいいからどんどんやろうって言える人間になりたい 「少なくとも今日は楽しかった。それだけで、僕にはほかのどんなことよりも価値があった」 →両親の死によって心を閉ざした主人公が、本当に久しぶりに楽しさを感じられたシーン。心にじんわり響いた。 「たぶん僕が与えられた場所ではなく、歩き出した場所で立ち止まっているからだろう」 「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」 →歩き出した場所で立ち止まることには意味がある。後者の言葉はよく聞くけど、主人公の経験を通して、この言葉がすっと心に入った。とにかく歩き出すことで見える景色があるってことを、なんとなくはわかってるけど、自分でも実現はできてないし、人にも上手く伝えられないんよなあ。 水墨画に関しては、主人公は少年漫画の主人公チート感(元々激弱だけど芯に才能があって根気強くがんばって周りを驚かせる的な)あった
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水墨画を知らなかったけど、その世界観や精神性を垣間見れた気持ちになる。孤独な青年が人との繋がりを取り戻していく形もセンチメンタルでなく描かれていた。読んでいるのに水墨画の絵が広がっていく不思議な感覚。表現力が素晴らしいです。
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