1,800円以上の注文で送料無料

伊賀越仁義 三河雑兵心得 七 双葉文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-07-01

伊賀越仁義 三河雑兵心得 七 双葉文庫

井原忠政(著者)

追加する に追加する

伊賀越仁義 三河雑兵心得 七 双葉文庫

693

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2021/10/14
JAN 9784575670776

伊賀越仁義

¥693

商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/01/30

感想 1巻に1回は茂兵衛が死を覚悟する時があるな。 ここまで命を賭けないと出世できないんだろうな。 茂兵衛の農民出の忠義を尽くすがイマイチ理解できないという感覚が現代に通じるものがあって親しみを持って読める。 あらすじ 本能寺で起こったことを家康に伝え、家康は伊賀越えを決意...

感想 1巻に1回は茂兵衛が死を覚悟する時があるな。 ここまで命を賭けないと出世できないんだろうな。 茂兵衛の農民出の忠義を尽くすがイマイチ理解できないという感覚が現代に通じるものがあって親しみを持って読める。 あらすじ 本能寺で起こったことを家康に伝え、家康は伊賀越えを決意する。穴山梅雪は殿軍をかって出、茂兵衛は家康に帰される。 夜間行軍の折、穴山は光秀に寝返ろうと北を目指すも落武者狩りに会い、命を落とす。茂兵衛は、梅雪の家老の有馬を助ける。 その後、甲賀党の落武者狩りと戦闘を経て、平八郎に追いつく。その後は伊賀に入り、信長を恨む落武者狩りと戦う。一行はなんとか柘植まで行き、家康と合流して伊賀越えを果たす。 家康はその後、甲斐と信濃をモノにするべく慎重にことを運ぶ。茂兵衛は穴山衆と有馬、武田の残党将と甲斐に入り、河尻を退け、北条勢を退けて甲斐を治める。 家康は5カ国の太守となる。

Posted by ブクログ

2024/09/20

本能寺の変で同盟者であった家康は命からがら三河へと逃げ帰ります。殿軍をつとめる茂兵衛も疲労困憊で後を追いかけ、その後には信州・甲斐を手中に収めるべく、またもこき使われることに。 領国を増やした家康のもと、また新たな気苦労をしょい込むことになりそうですし、綾女との一夜で隠し子がで...

本能寺の変で同盟者であった家康は命からがら三河へと逃げ帰ります。殿軍をつとめる茂兵衛も疲労困憊で後を追いかけ、その後には信州・甲斐を手中に収めるべく、またもこき使われることに。 領国を増やした家康のもと、また新たな気苦労をしょい込むことになりそうですし、綾女との一夜で隠し子ができてしまったようで、プライベートの方も心配事が尽きません。 関ケ原の戦いまであと17年、まだまだ茂兵衛の武勇が活躍する場面は多そうで、次巻の展開に期待したいと思います。

Posted by ブクログ

2024/04/06

 前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと...

 前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと思った。  伊賀越え後も当然戦いは続くが、本多百助の死など興味深いエピソードはあれど淡々と進んだ印象。  終盤は服部半蔵との決闘や綾女の子の行方が見所。特に綾女は前作で衝撃的に再開しあっさり決別したが、それで終わるはずもなく、皮肉にも後継候補が生まれてしまうら、今後この子がどうなるかも注目。

Posted by ブクログ