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伊賀越仁義 三河雑兵心得 七 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2021/10/14 |
JAN | 9784575670776 |
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伊賀越仁義
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと...
前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと思った。 伊賀越え後も当然戦いは続くが、本多百助の死など興味深いエピソードはあれど淡々と進んだ印象。 終盤は服部半蔵との決闘や綾女の子の行方が見所。特に綾女は前作で衝撃的に再開しあっさり決別したが、それで終わるはずもなく、皮肉にも後継候補が生まれてしまうら、今後この子がどうなるかも注目。
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茂兵衛が成長して戦国武将と渡り合っていく。物頭目線で描かれた作品は新鮮で面白く、ずっと読み続けたい。
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Audible読了 読み終わって、ふうと息をついた。 家康の運命とは、数奇としか言いようがない。 本能寺の変に巻き込まれ、無事伊賀を越えたら今度は信長の息子に窮地に追い落とされる。まさに最後まで信長に翻弄され続けた半生だったということが分かった。 それを縁の下から支える茂兵衛...
Audible読了 読み終わって、ふうと息をついた。 家康の運命とは、数奇としか言いようがない。 本能寺の変に巻き込まれ、無事伊賀を越えたら今度は信長の息子に窮地に追い落とされる。まさに最後まで信長に翻弄され続けた半生だったということが分かった。 それを縁の下から支える茂兵衛は、想い人や仇敵との清算を経て、ここがサラリーマン人生のターニングポイントと見る。 これ以降は、大久保忠世の右腕として、武田家滅亡後の甲斐・信濃平定へと赴く。それは徳川家の「看板」の1人として数えられるようになった、ということではないか。他家の武将への接し方が、家老たちの評価をも動かしたのだろう。ナンマンダブの精神の賜物なのではないかと思う。
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