![PURPOSE Harvard Business Review 会社は何のために存在するのか あなたはなぜそこで働くのか](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001974/0019747815LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2021/10/07 |
JAN | 9784478114674 |
- 書籍
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PURPOSE Harvard Business Review
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商品レビュー
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パーパス経営などという言葉は、ある意味ブームのように語られ、特に2019年からその傾向が強まる。アメリカの主要企業CEOが加盟するラウンドテーブルで20数年ぶりに企業の目的、つまりパーパスが改定された事によるもので、それまで株主価値の最大化を企業の目的としてきた米企業が、全てのス...
パーパス経営などという言葉は、ある意味ブームのように語られ、特に2019年からその傾向が強まる。アメリカの主要企業CEOが加盟するラウンドテーブルで20数年ぶりに企業の目的、つまりパーパスが改定された事によるもので、それまで株主価値の最大化を企業の目的としてきた米企業が、全てのステークホルダーに対する価値提供に企業の存在意義を問い直した事がきっかけとなっている。本書もパーパスに関する論文を集めたものだが、そうしたブームを反映してか、おおよそ2019年前後に掲載されたものとなっている。また、米国が中心となるHBRにおいて、日本での発行元はダイアモンド社となることもあり、日本のケースとして老舗の中川政七商店が取り上げているのは興味深く、バランスをとっている感じがする。 豪州ドミノ・ピザの件も興味深い。同社CEOが同国で最高の年俸を稼ぐ事が話題になった反面、現場の労働者を組織的に低賃金で働かせ、外国人のビザ取得手続きにも料金をとっていたなどの事が明らかになって大炎上したという件である。同社のHPにはバリューとして「自分が接してほしい態度で他人にも接する」というものが掲げられているという。一方、パーパスは記載されておらず、上記のような不正行為がある中でパーパスを掲げる事ができなかったのでは、というのがケース執筆者の見立てである。そして、CEOになるにあたって批判に耐えられるように身をきれいにしてくようにというアドバイスで締めくくられている。半ば皮肉ではあろうが、そんな事をいわないければならないほど、企業幹部の堕落は常態化しているという事であろう。 パーパスもどんな企業にでもあてはまる一般的なものは批判されている。日産自動車の「人々の生活を豊かに」が例に挙げられているが、こうしたものな単なる美辞麗句としかならない。実際、日産が現在苦しい状況に追い込まれているのはこうしたことも遠因担っている気がする。「そのパーパスは自社ならではの価値を物語っているか?」が問われているのである。 そして、何よりも大事なのがパーパスを策定する事ではなく、実践する事である。 第10章 パーパスを実践する組織がその点について明確に答えている。パーパスは顧客に対する約束であるという。この言い方はブランドとは何かという問いに対する答えと全く同一である。そして、パーパスの実現に対して投資をする事を言っている。自分が誰のためにどんな価値を生み出すかを明確にすれば、それだけ従業員を鼓舞し、パーパスをやり遂げる能力が高まる。
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うまくやりがい搾取しようの方法 ただ、それなりの覚悟や有形無形のコストを経営層は負担する必要はある 真面目にやればチカラにはなるけど、ふわっとしたスローガンで終わるのは多そう
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パーパスと利益追求は両方追えるもの 前年105%などは萎えさせるが シェアNo.1などの伝え方で変えられる 利益を作り出さずに掲げてもただの綺麗事 選挙の公約だけ掲げるようなもの
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