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知って楽しいカモ学講座 カモ、ガン、ハクチョウのせかい
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知って楽しいカモ学講座 カモ、ガン、ハクチョウのせかい

嶋田哲郎(著者), 森本元(監修)

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知って楽しいカモ学講座 カモ、ガン、ハクチョウのせかい

2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 緑書房
発売年月日 2021/10/07
JAN 9784895317627

知って楽しいカモ学講座

¥2,090

商品レビュー

4.6

5件のお客様レビュー

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2023/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鳥が好きで、渡り鳥もよく見にいくけれど、詳しい生態や、渡りのことはあまり知らなかったので、飛びついて読みました。 マガンのほとんどが伊豆沼で越冬していること、最近は発信機などで渡りのコースがかなり明確になってきていること、極東ロシアでの、繁殖地の様子なども知れてありがたかった。なるべく北の地方で越冬したい理由など、ガンやカモたちのホンネまでわかってしまう。 越冬地や繁殖地の環境の変化が渡り鳥たちの生活や渡りのコースなどに影響を与えることは、深刻に考えないといけないようです。長年フィールドワークをされてきた方でないとわからないことが満載です。地道な研究や努力にも触れて頭が下がります。 ガン、カモ、ハクチョウたちのことが、本当によくわかる。春と秋の渡りの時期には読み返したい本です。

Posted by ブクログ

2022/08/04

カモ、ガン、ハクチョウを見つめ続けてこの道30年の著者が語るガンカモ類の生態。 カモ類は、一番小さい集団で基本的にオスは目立つ羽色、メスは地味な羽色をしている。カモ類は、基本的に毎年つがい相手を替える。 人間なら私立探偵に調査を依頼したり、訴訟になったり、有名人...

カモ、ガン、ハクチョウを見つめ続けてこの道30年の著者が語るガンカモ類の生態。 カモ類は、一番小さい集団で基本的にオスは目立つ羽色、メスは地味な羽色をしている。カモ類は、基本的に毎年つがい相手を替える。 人間なら私立探偵に調査を依頼したり、訴訟になったり、有名人なら「文春砲」が飛んでくるが、戸籍制度のないカモ類なので問題ないのかな。 ガン類はカモ類とハクチョウ類の中間の大きさでオスとメスは同じ色をしている。ガン類のつがいは一夫一妻で、相手が生涯替わることがない。 ハクチョウ類はガンカモ類の中で一番体が大きい。長ーい首が特徴。がん類と同様、オスとメスは同じ色の羽をしていて、ずっと一夫一妻だ。 がん類とハクチョウ類は、目移りしないようだ。 アヒルは、マガモを改良して家畜化した家禽で、歴史をたどると3000年以上にも及ぶ。 マガモとアヒルを交配させて誕生したのがアイガモだ。アヒルよりも野生のカモに近い味や肉質なので、カモの代用の鴨料理に使われる。 ガチョウに意外な役割があった。それは番犬代わりに飼われることもある。警戒心が強く、知らない人間や他の動物に対して大声で鳴き、追い回してくちばしで攻撃をする。下手な犬よりも頼りになりそうだ。 カモは夜行性と話すと、必ず出る質問がある。それは「鳥目ではないのですか?」だ。鳥は基本的に夜行性で夜でも目が見える。 いろいろ知らないことがあり興味深かった。

Posted by ブクログ

2021/12/12

ガンカモ類に属す鳥たちの生態や保全を詳細に解き明かす。 本書に登場するガンカモたち(カラー口絵15ページ) 第1章 ガンカモ類とは 第2章 ガンカモ類に特徴的な形態と一年の暮らし 第3章 ガンカモ類の渡り  第4章 繁殖地での暮らし 第5章 越冬地での暮らし 第6章 環境変化の指...

ガンカモ類に属す鳥たちの生態や保全を詳細に解き明かす。 本書に登場するガンカモたち(カラー口絵15ページ) 第1章 ガンカモ類とは 第2章 ガンカモ類に特徴的な形態と一年の暮らし 第3章 ガンカモ類の渡り  第4章 繁殖地での暮らし 第5章 越冬地での暮らし 第6章 環境変化の指標としてのガンカモ類 第7章 ガンカモ類の保全  第8章 モニタリングの実際 おまけ ガンカモ類を調べてみよう! ガンカモ類豆知識1~2 もっとよく知りたい方へ(参考文献) 写真・図版提供者一覧有り。 冬の渡りで池や沼に多く飛来する、ガンカモ類について、 生態や渡り、暮らし等を詳細かつ丁寧に分かり易く解き明かし、 彼らへの環境の変化・・・気候変動、農作業、災害、干拓、 外来種等のの影響や、鳥インフルエンザについて、保全、 モニタリングの方法をも、解説。 ちょっと見、同じに見えるガンやカモたちですが、、 形態の違いや大きさ、飛び方やつがい等、異なる特徴が、 写真や絵で示されています。また、尾羽の位置で生態の違いまで 分かるのも、面白かったです。そして何よりも、 驚きは、ハクチョウがガンカモ類に属していること! また、近年のモニタリングの技術の向上にも、驚きました。 これで得た知識を脳内に留めるために、近隣の池へ、 ガンカモ類を観察に行ってみたくなりました。

Posted by ブクログ

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