商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/09/24 |
JAN | 9784087717679 |
- 書籍
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カミサマはそういない
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カミサマはそういない
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商品レビュー
3.2
58件のお客様レビュー
「世にも奇妙な物語」に近いのか、少しだけゾッとするお話が七つ。舞台設定がたくみだ。作者の創り出した世界は時代や国を飛び越えて存在している。 でもなんだろう、文がばらばらっと散らばっているような気もする。それによって読書の集中力が途切れる。無駄な情報・描写が多いような。もう少しエ...
「世にも奇妙な物語」に近いのか、少しだけゾッとするお話が七つ。舞台設定がたくみだ。作者の創り出した世界は時代や国を飛び越えて存在している。 でもなんだろう、文がばらばらっと散らばっているような気もする。それによって読書の集中力が途切れる。無駄な情報・描写が多いような。もう少しエッセンスを抽出してほしかった。 印象に残ったのは「饑奇譚」。 蜂の巣のような場所を浮かべた。虫が色々出てくるし、ひたすら奇妙だ。最後までわからなかったが「大放出」って結局なんだ?とにかく不条理を絵に描いたような話。
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短編7話。 現代っぽいのもあれば、昔話っぽいものもあり。 短編ごとに世界観が違うので、どれが好みなどわかれそう。 私は『伊藤が消えた』と『潮風吹いて、ゴンドラ揺れる』がじわじわくるホラー感が良かった。 『見張り塔』は戦争話だから何かしら別で戦争の話を読んだことがないと世界観がつ...
短編7話。 現代っぽいのもあれば、昔話っぽいものもあり。 短編ごとに世界観が違うので、どれが好みなどわかれそう。 私は『伊藤が消えた』と『潮風吹いて、ゴンドラ揺れる』がじわじわくるホラー感が良かった。 『見張り塔』は戦争話だから何かしら別で戦争の話を読んだことがないと世界観がつかめなそう。
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『この本を盗む者は』もそうだったが、深緑野分、なんというか捉えどころのない作者だ。 本作は短編集だが、どれも「なんでこうなるの?」と言いたくなるほど普通の展開と一線を画している。決して退屈ではないし、つまらなくないのだがとにかく変な話を目指して書いて詰め込んでみました、という感じ...
『この本を盗む者は』もそうだったが、深緑野分、なんというか捉えどころのない作者だ。 本作は短編集だが、どれも「なんでこうなるの?」と言いたくなるほど普通の展開と一線を画している。決して退屈ではないし、つまらなくないのだがとにかく変な話を目指して書いて詰め込んでみました、という感じがする。「見張り塔」という短編はひたすらゾッとした。
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