商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | WAVE出版 |
| 発売年月日 | 2021/09/18 |
| JAN | 9784866213699 |
- 書籍
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日本人の死因の不都合な事実 新版
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日本人の死因の不都合な事実 新版
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商品レビュー
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日本は医療先進国だけど、変死体解剖に至っては先進国の中で最低レベルだと。ある年、17万体に対してわずか14%。 日本では死が犯罪に起因するものであるかを判断する為に検視が行われる。 そして、この場合の検視は五官(外見観察)により行われる。 外見的異変が無い、明確に事件性がなけれ...
日本は医療先進国だけど、変死体解剖に至っては先進国の中で最低レベルだと。ある年、17万体に対してわずか14%。 日本では死が犯罪に起因するものであるかを判断する為に検視が行われる。 そして、この場合の検視は五官(外見観察)により行われる。 外見的異変が無い、明確に事件性がなければ司法解剖される事は極少数。 著者曰く、20体のうち4体が警察官や検案医の検視結果と異なっていた。 これにより見逃された犯罪、誤った死因判定、冤罪、犯罪者の野放しに警鐘を鳴らす。 また適切な予算が下りないという実情がある。 その中であるエピソード。 予算がないので、検査が出来ず死因不詳で医師が検案書を警察に提出すると警察からは死因不詳では書類上困る。いつも他の先生には書いてもらっている。…では胸も痛がっていた様なので心筋梗塞に書き直しますね。 もう真実なんてあったものではありませんよね。 その他にも、司法解剖を行うにあたって、遺族に何ら説明も同意もなく、解剖後も無責任な事。切られた後を粘着テープで止められていたり、整容もされずに返されたり。 日本は時代を遡ると、どうも命や亡くなった方をぞんざいに扱うきらいがあるようです。 旧態依然のあり様には怒りしかありません。
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警察、医師、司法が死因特定に関していかに良い加減か。 事なかれ主義の蔓延。責任を取りたくない。 法医学者からの真剣な問いかけ。 読了60分
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『焼かれる前に語れ」の再刊行とは知らずに購入したのですが、再読するような気分で読みました。当時から多少改善がみまれるもののいまだに、日本で死因を確認するプロセスは明確になっていないようです。今後も岩瀬さんの発言に注目していきたいと考えています。
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