日本人の死因の不都合な事実 新版 の商品レビュー

岩瀬博太郎(著者),柳原三佳(著者)

2023/09/04

警察、医師、司法が死因特定に関していかに良い加減か。

事なかれ主義の蔓延。責任を取りたくない。

法医学者からの真剣な問いかけ。

読了60分

2023/08/14

『焼かれる前に語れ」の再刊行とは知らずに購入したのですが、再読するような気分で読みました。当時から多少改善がみまれるもののいまだに、日本で死因を確認するプロセスは明確になっていないようです。今後も岩瀬さんの発言に注目していきたいと考えています。

2021/11/02

日本は変死体解剖率が先進国中最低レベルである。そのため事件性があるものを見逃したり、または冤罪を生じさせる可能性が多々あることを指摘する。死因は決して外見からは確定的なことは言えないのであり、せめて全てCT撮影によるスクリーニングが必要だ。縦割り行政やら、低予算による弊害は回り回って我々の日常に大きな損害を与えるのではないかとの意を強くした。