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更年期障害だと思ってたら重病だった話
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更年期障害だと思ってたら重病だった話

村井理子(著者)

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更年期障害だと思ってたら重病だった話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/09/08
JAN 9784120054617

更年期障害だと思ってたら重病だった話

¥1,540

商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/10/25
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花房観音シニカケ日記、を同じ日に読んだが、書いていることが同じすぎて驚く。お二人とも心不全手帳を持っている、と。そういう手帳があるのか。 読みやすい文章なので、どんどん進む。翻訳家であっても双子の子の母親業から離れられないところは、親近感を覚える。 きつい手術を乗り越え今は元気で、自分のための人生を送っている、これも同じことをお二人とも書いてる。 『苦しいって言ったって誰も助けてくれなかったのに』リハビリで知り合った女性の言葉が残る。 読んでよかった。

Posted by ブクログ

2024/09/21

とてもとてもよかった。 村井さんの文章は面白いし伝わる。 いろんな痛みを知っている人の言葉だなと思った。 それだけに淡々と痛みが伝わった。 心臓とかすごい臓器では無いけれど、つい最近入院手術をしたので、わかるわかるのオンパレードで、思い返しのできた今読めてよかった本だった。 ...

とてもとてもよかった。 村井さんの文章は面白いし伝わる。 いろんな痛みを知っている人の言葉だなと思った。 それだけに淡々と痛みが伝わった。 心臓とかすごい臓器では無いけれど、つい最近入院手術をしたので、わかるわかるのオンパレードで、思い返しのできた今読めてよかった本だった。 入院にたどり着くまでのことも、手術台にたどり着くまでも、術後の心境の変化も、全部わかるわかるだった。 そうそう、主治医の声って優しい。 本当に優しいんだよ。 これからどうなるんだって不安だから、その優しい声に沁みる。 私も調べまくるたちなので村井さんが調べまくっていたのもとても共感。 一人で入退院しないでパートナーとかに頼ればいいのにと思いつつ、一人で行きたい、やり切りたいという気持ちも確かに分かる。 自分の身に起きたことだから、自分の身でやり切りたいというか、全部を刻んでいくしかないというか。 先生が次々に来る感じとか、あっさり手術日が決まる感じとか、 広い手術室、自分でなんかステップ台みたいなのを登ってけっこう狭い台に横たわる感じ。 たった5日の入院ですら財布が重く感じたし、500mlペットボトルはもちろん重かった。 あれよあれよという間に先生が来ては去り来ては去り、お礼を言う暇すらない。 ほんとそんな感じ。 体に管があるっていう違和感もわかるし、抜管は本当にスッキリする。やったー自由だ、一歩大きく、一歩正常に近づいた!という喜び。 退院後ぺったんこになったお腹にこれこれーと思ったり。 そうそうこれこれーこんなだったよって。 部位は違えど本当にいろいろ共感。 悪性かもしれないって時は、まだまだ子供の成長を見守りたいと思っていたのに、全部無事に終わったら、さあ自分の人生これからどうするよ、と思う感じとか、 村井さんの比には到底及ばないけれどとてもわかる本だった。 つくづく医師はすごい。主治医はすごい。そしてもちろん村井さんもすごい。 村井さんの他の本も読んでみよう。

Posted by ブクログ

2024/05/24

村井理子さんの闘病記エッセイ「更年期障害だと思ってたら重病だった話」読了。 トーマス・トウェイツの著書「ゼロからトースターを作ってみた結果」と「人間をお休みしてヤギになってみた結果」を読んで、その翻訳の読みやすさとユーモア溢れる文体のファンになってしまったので、翻訳者である村井...

村井理子さんの闘病記エッセイ「更年期障害だと思ってたら重病だった話」読了。 トーマス・トウェイツの著書「ゼロからトースターを作ってみた結果」と「人間をお休みしてヤギになってみた結果」を読んで、その翻訳の読みやすさとユーモア溢れる文体のファンになってしまったので、翻訳者である村井理子さんの著書を読んでみようと検索して、読んでみたのが、これでした。 体調の悪さを、更年期障害だから仕方がないと生活していた著者が、ある日突然、犬の散歩の途中に苦しくなって動けなくなった。足もむくんでいる。これは大変なことになっているかも、と病院に行ってみたら、「心臓病」と診断されて、大きな大学病院で開胸手術の結果、元気になった、という闘病記。 病気の話、病院での話、そして生死について。 読みやすい文章で、甘すぎず、硬すぎず、そしてとても勉強になるエッセイでした。 仕事も、家族も、家事も大切だけれど、自分を大切にしなくちゃいけないよ、というアドバイスも、とってもありがたい。 村井理子さんは琵琶湖の近くに住んでいるとのこと。この、表紙の湖は、琵琶湖なんですね。琵琶湖のオフィーリア? 本の中にちょこちょこ配置されているイラストも可愛くて、闘病記なのに、なんだかふんわりした気持ちにさせてくれました。 手術を終えた後に、お兄さんの死を経験されているとのこと。あ、それは「兄の終い」というエッセイに書かれているんだろうな。うん、次はそれを読もう。 村井理子さんの文章は好きだ。

Posted by ブクログ

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