商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2021/08/21 |
JAN | 9784750516882 |
- 書籍
- 書籍
ウィトゲンシュタイン、最初の一歩
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ウィトゲンシュタイン、最初の一歩
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
昔、論理哲学論考を読んだのだが、数式の羅列から別世界に脳が行ってしまって、消化できなかった記憶 ちょっと変わったルートから本著を推薦されて読了 少し紐解けた感じがあるが、論理の積み重ねを抽象化するというのはやはり難しい それを考え続けるのが哲学なのかと納得したところで一旦整...
昔、論理哲学論考を読んだのだが、数式の羅列から別世界に脳が行ってしまって、消化できなかった記憶 ちょっと変わったルートから本著を推薦されて読了 少し紐解けた感じがあるが、論理の積み重ねを抽象化するというのはやはり難しい それを考え続けるのが哲学なのかと納得したところで一旦整理しておこう
Posted by
ウィトゲンシュタインについて、まさに最初の一歩となるような、分かりやすく解説した一冊。 それでも一回読めばわかるものでは無いんだけども。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
刻復習シリーズ第二弾 ウィトゲンシュタインの思想を前期から後期まで分かりやすく説明してくれる超良書。 前期(論考時代)の哲学は理屈っぽく正直理解が大変な部分があるのだが、本書はサラッと流して後期メインで話してくれる。「家族的類似」や「言語ゲーム」なんかは哲学入門としても非常に分かりやすいだろう。 個人的に「確実性について」が抜けていたせいで、後期の土台を何としているのかがずっと不明だったが、「蝶番命題」の説明なのでようやく分かった…。早く読んでおけば良かったね…。 後期ウィトゲンシュタインのスタンスは徹底した(日常的という意味で)現実主義だ。魂など証明のしようもないもの、存在という驚きに対する態度、我々の「当たり前」からスタートし、深遠な思考を経て「当たり前」の風景に戻ることができる。 少しカッコつけて言えば、彼は再び「ハシゴを投げ捨て」ることを徹底したのだ。
Posted by