1,800円以上の注文で送料無料

ヴァイタル・サイン
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

ヴァイタル・サイン

南杏子(著者)

追加する に追加する

ヴァイタル・サイン

1,760

獲得ポイント16P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2021/08/18
JAN 9784093866200

ヴァイタル・サイン

¥1,760

商品レビュー

3.7

57件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/29

看護師の勤務の過酷さが目に余る。準夜勤を終え夜中の2時に帰宅し、約22時間後に夜勤であるとか、数時間の日勤であるとか労基はどうなのって思ってしまう。それを看護師は満身創痍で患者の介護や看護に尽くす。そして、患者やその家族には理不尽な言動を受け、主人公の素野子は心が折れそうになり、...

看護師の勤務の過酷さが目に余る。準夜勤を終え夜中の2時に帰宅し、約22時間後に夜勤であるとか、数時間の日勤であるとか労基はどうなのって思ってしまう。それを看護師は満身創痍で患者の介護や看護に尽くす。そして、患者やその家族には理不尽な言動を受け、主人公の素野子は心が折れそうになり、読んでて涙が出そうだった。看護師不足、時間もないそんな中でのナースコールの嵐。ミスも、いやミスは生死に関わり許されない、体力的にも精神的にも壮絶だった。体温、血圧、脈拍などヴァイタルは自身でも日頃チェックの必要性を感じた。

Posted by ブクログ

2024/04/03

 苦しい時間が続く生活は、どんな行動を生むのか。 看護師の日常を淡々と、そして切々と繰り出していく文章にページをめくる手は止まらなくなる。 しかし、外側から眺めている読者としての自分は「大変なのは、わかる。でも、あなただけ苦しいのではない。」と、冷たい心で眺めてしまうところがあっ...

 苦しい時間が続く生活は、どんな行動を生むのか。 看護師の日常を淡々と、そして切々と繰り出していく文章にページをめくる手は止まらなくなる。 しかし、外側から眺めている読者としての自分は「大変なのは、わかる。でも、あなただけ苦しいのではない。」と、冷たい心で眺めてしまうところがあった。  けれども、それは他院で起こった事件に対する、テレビコメンテーターのセリフで気づいた。 体験していないことを、とやかく言うのは無責任なのだと。 看護師の辛さ、患者の辛さ、家族の辛さ、それぞれあり、それは当事者にしかわからない。 それに良いも悪いもないのだ。 足掻きながら、進んでいくしかないのだと。

Posted by ブクログ

2024/01/31

勤続10年のわりには、精神的に幼い看護師だと思った。 そこがかなりフィクション。 看護師というものをかなりキレイに描いた作品だ、というのが正直な感想。 最後の章は、雑にハッピーエンドにさせすぎ。 面白かったし、看護師さんは大変だなとは思うけれど、現実はもっと違う、と、読みながら頭...

勤続10年のわりには、精神的に幼い看護師だと思った。 そこがかなりフィクション。 看護師というものをかなりキレイに描いた作品だ、というのが正直な感想。 最後の章は、雑にハッピーエンドにさせすぎ。 面白かったし、看護師さんは大変だなとは思うけれど、現実はもっと違う、と、読みながら頭のどこかが常に言っていた。 看護師賛歌的な作者の意図のようなものが気持ち悪い。そういう感覚がぬぐえなかった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品