商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/07/29 |
JAN | 9784065239629 |
- 書籍
- 児童書
秋
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秋
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商品レビュー
4.6
12件のお客様レビュー
2018年に亡くなったかこさとしさんの未発表作。 2020年、コロナでステイホームの最中に長女の鈴木万理さんが見つけた。 かこさんは秋が特に好きな季節だという。 でも、その秋をとても嫌いになったときがあった。 その理由は昭和19年、18歳の時…。 語られる出来事は、令和の時代...
2018年に亡くなったかこさとしさんの未発表作。 2020年、コロナでステイホームの最中に長女の鈴木万理さんが見つけた。 かこさんは秋が特に好きな季節だという。 でも、その秋をとても嫌いになったときがあった。 その理由は昭和19年、18歳の時…。 語られる出来事は、令和の時代に安穏と暮らしている私には想像しかしようのなく、つらく耐え難い。 一見何が書いてあるのか分かりにくい、表紙の絵の意味に触れたとき、涙がこぼれた。 辛いからこそ笑っていた戦時中の市井の方たちに敬意を覚えながら、その方たちに死と悲しみをもたらす戦争というものの正体ってなんだろうと思う。 今でも世界中で戦争や紛争が続いている。 止められない。 やめられない。 人にはそれぞれに守りたいものがある。 ゆずれないものがある。 守りたいものを守るために武器などいらない世の中に早くなってほしい。
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図書館本。読み聞かせ用に借りてきましたが、息子達にはまだ早すぎるかな‥怖がるかなと思い、まずは自分だけで読みました。加古里子さんの断固として戦争に反対する強い強い思いを受け取りました。必ず息子たちに語りたい。語らなければならないと切に思いました。
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私も季節の中では秋が一番好き。 でも昭和19年の秋は、かこさんにとって、とてもいやな秋だったそう。 「翌年、日本は負けて戦争は終わりました。 それからくる年ごと、 さまざまな秋がめぐってきました。 つらかったり、さみしかったり、 くやしかったり、切なかったりしましたが...
私も季節の中では秋が一番好き。 でも昭和19年の秋は、かこさんにとって、とてもいやな秋だったそう。 「翌年、日本は負けて戦争は終わりました。 それからくる年ごと、 さまざまな秋がめぐってきました。 つらかったり、さみしかったり、 くやしかったり、切なかったりしましたが、 ただひとつ、 戦争のない秋の美しさがつづきました。」 高学年への読み聞かせに。
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