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移動迷宮 中国史SF短篇集
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移動迷宮 中国史SF短篇集

アンソロジー(著者), 大恵和実(編者), 上原かおり(訳者)

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移動迷宮 中国史SF短篇集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/06/21
JAN 9784120054433

移動迷宮 中国史SF短篇集

¥2,200

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2025/01/08

中国史SFという独特の世界観。孔子が何百年後の世界にタイムスリップしたり、諸葛孔明がコーヒー焙煎を始めたり、と思うと、乾隆帝が北京に迷路を作ってたのは実話だったり、色々混乱させられる。 コーヒーの話(「東方に嘉蘇あり」)が一番面白かったですが、随の煬帝は南方で採ったコーヒーを北に...

中国史SFという独特の世界観。孔子が何百年後の世界にタイムスリップしたり、諸葛孔明がコーヒー焙煎を始めたり、と思うと、乾隆帝が北京に迷路を作ってたのは実話だったり、色々混乱させられる。 コーヒーの話(「東方に嘉蘇あり」)が一番面白かったですが、随の煬帝は南方で採ったコーヒーを北に運ばせるために大運河を作ったみたいな、ツッコミ待ちのボケみたいなのが散りばめられていて、注釈を読むのも楽しい。 時の祝福は、エンタメで終わらない主張が感じられてこれも良かった。

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2024/07/28

歴史SFといえば概ね現代又は未来から過去の出来事と関わる〈タイムトラベル〉物のイメージだが、ここにある短編は、歴史そのものにSF的要素を盛り込ませる、といった趣で、少し難しいものもある。 だから、巻末の「編者解説」が役立つ。 もともと宝樹『時の祝福』が読みたくて、このアンソロジ...

歴史SFといえば概ね現代又は未来から過去の出来事と関わる〈タイムトラベル〉物のイメージだが、ここにある短編は、歴史そのものにSF的要素を盛り込ませる、といった趣で、少し難しいものもある。 だから、巻末の「編者解説」が役立つ。 もともと宝樹『時の祝福』が読みたくて、このアンソロジーを手に取ってみた。引用されたH.G.ウェルズ『タイムマシン』をうまくアレンジして、宝樹らしい物語だった。 韓松「一九三八年上海の記憶」は、どこか枯れた若者の漂うような時間の波が印象的。 夏笳「永夏の夢」は、放課後の理科室、ラベンダーの香りのような時間SFで、とても切ない。 アンソロジーは半分くらい面白ければ、充分楽しめたと言える。

Posted by ブクログ

2021/07/15

『中国史SF短篇集 移動迷宮』読了。 馬伯庸のそれらしい偽故事成語続出のコーヒー伝来改変歴史SFのインパクトも然ることながら、個人的には魯迅作品を土台にタイムマシン要素を加えた宝樹「時の祝福」がいちばん刺さった。 中国SFの邦訳アンソロとしてはすでにケン・リュウや立原透耶のものを...

『中国史SF短篇集 移動迷宮』読了。 馬伯庸のそれらしい偽故事成語続出のコーヒー伝来改変歴史SFのインパクトも然ることながら、個人的には魯迅作品を土台にタイムマシン要素を加えた宝樹「時の祝福」がいちばん刺さった。 中国SFの邦訳アンソロとしてはすでにケン・リュウや立原透耶のものを読んでいるけれど、そこで知った素晴らしい作家たちの未読作が読める幸せ。 巻末の解説で書かれていたけれど、中国SFといえば歴史ものが多い印象をもっていたけれど全体の比率としてはそれほど多いわけでもないってのが意外だった。言われてみれば英語や日本語へ訳出されるらしいにそういう作品が選ばれやすいっていうバイアスなんだろうなあ。

Posted by ブクログ

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