商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2021/06/16 |
JAN | 9784575244175 |
- 書籍
- 書籍
鬼人幻燈抄 明治編 君を想う
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
鬼人幻燈抄 明治編 君を想う
¥1,430
在庫あり
商品レビュー
4.5
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幸せだった野茉莉との家族。しかし鈴音はそんな幸せも許してくれない。 鈴音のせいで、野茉莉は甚夜を忘れ、染五郎は亡くなり、皆の元から離れることになる甚夜。辛さから動けなくなるが、そんな甚夜を受け入れたのは、かつての夜鷹だった。 紡いできた縁が切れ、また繋がるそんな不思議な巡り合わせのまま、甚夜は弱くなり、それゆえに強くなる。明治編も哀しく終了。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この展開はまったく予想してませんでした。 初めて表紙を見たとき、すごく切なそうな背中をしているから嫌な予感はしていました。していたけど、想像を遥かに超えた展開に胸が張り裂けそうになりました。泣きそうな気持ちが込み上げてきて、目にグッと力を込めながら読んでいました。今までも何度も辛い展開はあったけど、今回は特にキツいなあ…。 人が亡くなるのももちろんすごく悲しいけど、思い出とかお互いを想い合っていた気持ちとかはずっとずっと残る。だけど今回はそういうものがすべて消えてしまって、今までの幸せな時間はこんなにもあっさりとなくなってしまえるのか…。 だけどまさかの人物の登場で一気にテンションが上がっちゃいました。 彼の心が救われて、また前を向いて歩けるようになってよかった。今までの、たくさんたくさん積み重ねてきてしまった辛さを、ここでしっかりと吐き出せてよかった。
Posted by
江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの7作目『明治編 君を想う』です。前巻が先の気になる終わり方をしていたので、続けて一気読みしてしまいました。 明治16年(1883年)、京都で娘の野茉莉とともに昼はそば屋を営み、夜は変わらず鬼退治を...
江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの7作目『明治編 君を想う』です。前巻が先の気になる終わり方をしていたので、続けて一気読みしてしまいました。 明治16年(1883年)、京都で娘の野茉莉とともに昼はそば屋を営み、夜は変わらず鬼退治を生業としていた甚夜。第二の故郷である葛野を出てから43年、ついに行方知らずだった妹の鈴音と対峙することに…。 3冊続いた明治編の終章でもあり、平成までの長い旅路の折り返し地点でもあるらしいです。前巻から予想していた通り、いや予想以上に辛いお話でしたが、辛いまま終わらなくてよかったです。 さて、次巻は大正編へ突入です。大正編も3冊あるようだし、お話がどんなふうに展開されていくのか…今のところ見当もつかないので、楽しみです。
Posted by