鬼人幻燈抄 明治編 君を想う の商品レビュー
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幸せだった野茉莉との家族。しかし鈴音はそんな幸せも許してくれない。 鈴音のせいで、野茉莉は甚夜を忘れ、染五郎は亡くなり、皆の元から離れることになる甚夜。辛さから動けなくなるが、そんな甚夜を受け入れたのは、かつての夜鷹だった。 紡いできた縁が切れ、また繋がるそんな不思議な巡り合わせのまま、甚夜は弱くなり、それゆえに強くなる。明治編も哀しく終了。
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この展開はまったく予想してませんでした。 初めて表紙を見たとき、すごく切なそうな背中をしているから嫌な予感はしていました。していたけど、想像を遥かに超えた展開に胸が張り裂けそうになりました。泣きそうな気持ちが込み上げてきて、目にグッと力を込めながら読んでいました。今までも何度も辛い展開はあったけど、今回は特にキツいなあ…。 人が亡くなるのももちろんすごく悲しいけど、思い出とかお互いを想い合っていた気持ちとかはずっとずっと残る。だけど今回はそういうものがすべて消えてしまって、今までの幸せな時間はこんなにもあっさりとなくなってしまえるのか…。 だけどまさかの人物の登場で一気にテンションが上がっちゃいました。 彼の心が救われて、また前を向いて歩けるようになってよかった。今までの、たくさんたくさん積み重ねてきてしまった辛さを、ここでしっかりと吐き出せてよかった。
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江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの7作目『明治編 君を想う』です。前巻が先の気になる終わり方をしていたので、続けて一気読みしてしまいました。 明治16年(1883年)、京都で娘の野茉莉とともに昼はそば屋を営み、夜は変わらず鬼退治を...
江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの7作目『明治編 君を想う』です。前巻が先の気になる終わり方をしていたので、続けて一気読みしてしまいました。 明治16年(1883年)、京都で娘の野茉莉とともに昼はそば屋を営み、夜は変わらず鬼退治を生業としていた甚夜。第二の故郷である葛野を出てから43年、ついに行方知らずだった妹の鈴音と対峙することに…。 3冊続いた明治編の終章でもあり、平成までの長い旅路の折り返し地点でもあるらしいです。前巻から予想していた通り、いや予想以上に辛いお話でしたが、辛いまま終わらなくてよかったです。 さて、次巻は大正編へ突入です。大正編も3冊あるようだし、お話がどんなふうに展開されていくのか…今のところ見当もつかないので、楽しみです。
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明治時代最終章。遂にマガツメと甚夜陣営が対決。えぐいって…なんてことするんだよぅ…正に鬼の所業。涙が溢れて読むのが大変でした。表紙に描かれた甚夜の背中を見るだけで泣ける。平吉が一筋の光明となるか。
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#読了 甚夜が築いてきた人間との絆を根こそぎ奪っていくような巻だった。死別、離別、いろいろあったけど、最後に懐かしい人と再会できて、弱みを見せられて本当によかったね。 表紙の甚夜の背中があまりにも寂しそうで、なんとなくの結末はわかっちゃったね。それでも、最後まで読まないとわからな...
#読了 甚夜が築いてきた人間との絆を根こそぎ奪っていくような巻だった。死別、離別、いろいろあったけど、最後に懐かしい人と再会できて、弱みを見せられて本当によかったね。 表紙の甚夜の背中があまりにも寂しそうで、なんとなくの結末はわかっちゃったね。それでも、最後まで読まないとわからない仕掛けがあって面白い。 想像していたよりはるかに辛い結末に、外出先で読んでいたものだから涙をこらえるのに必死になってしまった。
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明治編の完結。だいぶ前に読み終わっていたのだけれど、登録していなかった。物語を完結に向けて進めるような、一区切りがつきそうな印象があったのを覚えています。
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あたたかくも切ない、人との別れが涙を誘う明治編最終話 甚夜と鈴音、歳月を経て、その来し方は天地程離れてしまった これまで生きてきた選択は正しかったのか、己に問う甚夜 その生き方こそ好ましい お気に入りキャラ『三代目 秋津染吾郎』伏線回収を楽しみに待っています …三浦母(夜...
あたたかくも切ない、人との別れが涙を誘う明治編最終話 甚夜と鈴音、歳月を経て、その来し方は天地程離れてしまった これまで生きてきた選択は正しかったのか、己に問う甚夜 その生き方こそ好ましい お気に入りキャラ『三代目 秋津染吾郎』伏線回収を楽しみに待っています …三浦母(夜鷹)と息子は甚夜を忘れていないのか?
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めっちゃ悲しくて泣きそうになった。 愛娘に忘れられるってすんごい悲しいと思うし、よく離れられたなあと思った。 平吉の知り合いだって言ったら行けそうなものだけど、それは選ばないんだなあと思った。 鈴音狂いすぎてて気持ち悪かった。 次も楽しみ
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明治編完結。わりと穏やかだった明治編だったが、クライマックスに相応しく、また悲しいストーリーが続いた。次は大正編らしい、どんな設定になるのか楽しみ。
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【収録作品】あなたとあるく承前/面影、夕間暮れ/君を想う/一人静/未熟者の特権 辛い記憶を消してひとときの慰めを与える癒やしの巫女と言われる鬼の東菊が、探し人を見つけたとき、甚夜の日々は一変する。きついが、ぬるま湯に浸ったような生活をしていた甚夜にはむしろ必要なことだったかもしれない。別れの巻。
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