商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2021/06/16 |
| JAN | 9784334792060 |
- 書籍
- 文庫
ちびねこ亭の思い出ごはん キジトラ猫と菜の花づくし
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ちびねこ亭の思い出ごはん キジトラ猫と菜の花づくし
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
シリーズ第三弾。 千葉の内房にある、亡くなった人ともう一度会えるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を舞台にした連作四話が収録されております。 出勤前の夫と喧嘩して、思わぬ暴言を投げつけてしまった日にその夫が事故死してしまった陽葵さん。(第一話「灰色猫とびわジャム」 様子がおかし...
シリーズ第三弾。 千葉の内房にある、亡くなった人ともう一度会えるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を舞台にした連作四話が収録されております。 出勤前の夫と喧嘩して、思わぬ暴言を投げつけてしまった日にその夫が事故死してしまった陽葵さん。(第一話「灰色猫とびわジャム」 様子がおかしい母親を気にしながらも、忙しさにかまけて疎遠にしていたら、急に母が倒れそのまま永遠の別れになってしまった慎司さん。(第三話「鯖猫と太巻き祭り寿司」 ・・こういったパターンは悔やんでも悔やみきれず、後々まで心残りになってしまいますよね。 こんな時、救いになるのが〈ちびねこ亭〉の存在でございますよ! 私も、人生何が起こるかわからないので、「ありがとう」と「ごめんなさい」は早めに言うとかないと・・と思いました。 個人的に好きだった話は、第四話(表題作)「キジトラ猫と菜の花づくし 」ですね。 八十歳まで独身を通した、眼鏡職人の繁さんの純愛が尊いですし、彼が〈ちびねこ亭〉で体験した“第二の人生(てか、パラレルワールド?)”が、すごく幸せそうで、胸がいっぱいになりました。 そして、毎回美味しそうな「思い出ごはん」ですが、特に第三話で出てきた“太巻き祭り寿司”が海苔の代わりに玉子焼きで巻いてあるというのが高ポイントで、これは食べてみたくなりました。 あと第二話「黒猫とおらが丼」で出された、千葉・鴨川の素材を使うことが「掟(※)」の“おらが丼”も、新鮮な食材がたっぷり盛られていて食欲をそそるものがありましたね。 ※因みに「おらが丼」の掟とは・・ 1、素材は、鴨川のブランド米「長狭米」をはじめとした新鮮な地元の海の幸、山の幸を主体とすること。 2、季節感を失わないこと。 3、健康を意識した商品づくりを忘れないこと。 4、入荷がなければ、その日は欠品であっても致し方なし、下手な小細工は禁物。 ・・だそうです~。(鴨川市HPより) 櫂さんと琴子の関係も、これから発展していくのかも気になるところですが、そっと見守っていきたいですね~。
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シリーズ3作目。 何となくマンネリ化に感じてしまった。そして1話目の話で妻が旦那さんに酷いことを言うのだが、それがとても嫌でした。それはほんと言っちゃいかん。子どもじゃないんだからと思った。
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亡くなった方に逢える…そんな素敵なレストラン。 ちびねこが思い出へ誘ってくれる。短編なのでとても読みやすく、物語に引き込まれて行く。 こんなレストランが有ったら私は誰に会いたいのだろう?生きている人なら逢いたい人はいるけど… 亡くなっていなければ逢えない…だから素敵な思い出にな...
亡くなった方に逢える…そんな素敵なレストラン。 ちびねこが思い出へ誘ってくれる。短編なのでとても読みやすく、物語に引き込まれて行く。 こんなレストランが有ったら私は誰に会いたいのだろう?生きている人なら逢いたい人はいるけど… 亡くなっていなければ逢えない…だから素敵な思い出になるのかな?
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