商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/06/15 |
JAN | 9784041113196 |
- 書籍
- 文庫
でえれえ、やっちもねえ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
でえれえ、やっちもねえ
¥660
在庫なし
商品レビュー
3
13件のお客様レビュー
幻想的。 岡山弁って、たぶん、岩井先生のおかげで、私の中ではホラーなイメージになってしまっている。 でも、嫌いではなくて、むしろ好き。 以前、夢野久作の感想で、この人を超える作家はいないと書いたけど、岩井先生は近い空気感があって、「いなか、の、じけん」を読んでいるみたい。 読...
幻想的。 岡山弁って、たぶん、岩井先生のおかげで、私の中ではホラーなイメージになってしまっている。 でも、嫌いではなくて、むしろ好き。 以前、夢野久作の感想で、この人を超える作家はいないと書いたけど、岩井先生は近い空気感があって、「いなか、の、じけん」を読んでいるみたい。 読んでいる間だけ、違う世界に行けて楽しかった。
Posted by
妾の女が霊媒師家業、ハレー彗星接近。あれ??これって「岡山女」でやりましたよね?? あまりの既視感に再読かと勘違い。 江戸、明治、大正、昭和。岡山縛りの4つの怪異譚。 岡山弁は相変わらず怪談話と相性がいいとは感じます。 穴掘酒(大正時代) 刑期を終えた女が、愛しい男宛に書いた...
妾の女が霊媒師家業、ハレー彗星接近。あれ??これって「岡山女」でやりましたよね?? あまりの既視感に再読かと勘違い。 江戸、明治、大正、昭和。岡山縛りの4つの怪異譚。 岡山弁は相変わらず怪談話と相性がいいとは感じます。 穴掘酒(大正時代) 刑期を終えた女が、愛しい男宛に書いた手紙の形式。 この話だけは面白かった。 手紙形式のやりとりで面白かった作品といえば湊かなえの「往復書簡」が思い出された。 ホラー作家の描く「時候の挨拶」」というのもまた味があっていい 淑女を装っていた女がどんどん荒ぶってくる文面。
Posted by
『ぼっけぇ、きょうてえ』と同じ世界観で展開される女たちの怖くて怪しい短編集。相変わらず読みやすい。13歳で神隠しに会い、70歳で戻ってきたヨシ婆さんのお話が好きだ。これだけは人間の闇をあまり感じない。ハレー彗星や神隠しとあわせてファンタジックなムードがある。
Posted by